いざビットコインFXをしようと思ったとき、自分の中に明確なトレードルールというか、トレード戦法を持っているかいないでは勝率に雲泥の差が出てきます。
当ブログはビットコインFXの記事多めですが、今回はスキャルピングやスイングトレードをする上で相性のいい取引所やツールをつかった戦術をご紹介します。
スキャルピングやスイングトレードの考え方や取引所の手数料からトレードで勝つ方法も考察してみます。
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スキャルピングトレードとは
スキャルピングトレードとは、数秒からおおむね数分程度で、とても短い時間ポジションを持つ超短期トレードであることが最大の特徴です。
英語のscalp「頭皮を剥ぐ」ような手法であることからそう呼ばれています。
スキャルピングトレードとは、成行注文を頻繁に使用することになりますが、やり方次第では指値注文だけでも十分戦えます。
証拠金に対してハイレバレッジなポジションを持つことが多いので損益の浮き沈みが大きく、基本的には細かく利益を積み上げる手法ですが、塵も積もれば山となり、ビットコインFXなら上手くいけば1日で原資の数十倍にまで増やすことも可能です。
スキャルピングトレードは、その瞬間に相場がどちらに動くかを予測して取引を行います。
1分足から一時間足の時間軸でチャートをみて、様々な情報を瞬間的に分析する瞬発力がいります。
スキャルピングが上手い人はスポーツやゲームの瞬発力も冴えてる人が多いですね。
ただ、最近はスキャルピングで勝率を大幅にアップしてくれるイナゴフライヤー(InagoFlyer)など優秀な無料ツールも数多くあります。
更に、画面分割でDECOBOARDなどを同時表示させてトレードすればかなり負けにくくなるはずです。
スイングトレードとは
スイングトレードとは、数日~数週間の比較的長期スパンで売買を行うトレード方法です。
スイングトレードでは、余裕をもって指値注文でオーダーを出すことができ、そこまで取引手数料を気にしないでもいいというメリットがあります。
ただ、資金調達率などのスワップ金利にだけは充分気を使います。
頻繁に価格チャートをチェックする必要がなく、取引回数も多くないので売買手数料コストも少なくすみますし、パソコンに常に張り付いている必要がないので精神衛生的にも余裕をもってトレードできるのが利点ですね。
日足など長期足トレンドの対局をみてチャートの動きを予測していくものなので、比較的大きな利益(値幅)を狙うことも出来る方法です。
スイングトレードもスキャルピングトレードもテクニカル分析が有効ですが、過去チャートの値動きのパターンから、現在のビットコイン価格が買われすぎなのか、売られすぎなのかなどを表す指標が長期足メインで判断するスイングトレードの方が機能することが多いです。
代表的なテクニカル指標としては、
・RSI(20%以上は売り、30%以下は買いなど、売られすぎor買われすぎを測る指標)
・ボリンジャーバンド
・MACD
などがあります。
このような指標を参考に、日足~週足など大きな時間軸をメインに見ていき、
買われ過ぎているならショート、売られ過ぎているならロングをしていきます。
日足など比較的大きな時間軸でトレンドの大局観を強く意識する、
タイミングが来るまでノーポジで待つことが重要なポイントです。
ほとんどの国内外取引所のチャートでも豊富なテクニカル指標を使うことが出来ます。
スイングトレードに向いている取引所は?
スイングトレードに向いているビットコインFX取引所といえば…資金調達やスワップポイントなど建玉保有手数料などが発生しないビットコイン取引、
そう、ビットコイン先物(Bitcoin future)が活発にトレードされている取引所です。
ビットコイン先物で世界一の出来高で流動性も高くUIも優秀なのは日本人も登録して使うことが出来るOKX(オーケーエックス)取引所ですが、最近ではBybitでもビットコイン先物がトレードできるようになったのでBybitをオススメしています。
スワップ手数料がないので、満期日まではどれだけ長くポジションを持っても、建玉保有にかかるコストは0です。
例えばビットコインがここ数カ月以内に少なくとも今の価格より上がっているだろう、と予測した場合に、清算価格が遠い低レバレッジのロングポジションを放置するという作戦が最も適しているのは、私が考える範囲でベストな取引所はOKXです。
次点でこちらも登録が簡単なFTX JP取引所があります。
スキャルピングに向いている取引所は?
スキャルピングに向いているビットコインFX取引所の条件を考えてみます。
- 取引手数料を安く抑えられること、
- サーバーダウンからのロスカットなんてことがないこと、
- 世界トップレベルに出来高があること
以上3つの条件を兼ね備えた取引所となります。
日本で一番有名なビットフライヤーは成行手数料がかからないのは大きな魅力なのですが、サーバーが脆弱で相場が急変するとすぐに遅延してしまうこと、レバレッジ2倍規制が敷かれ利用者はさらに少なくなり板が薄くなる懸念があるので除外します。
GMOコインもスキャルピングに有利な取引所ではあるのですが、「販売所形式」なので相場が急変したときにスプレッド手数料が激増するリスクがあります。
そう考えると、ビットコインFX(無期限)の出来高が世界第三位という高い流動性を誇るBybit(バイビット)に白羽の矢が立つことになります。
Bybitは指値注文にかかるメイカー手数料が-0.025%ということで、手数料ボーナスがもらえる仕様になっていますし、ビットコインFX(無期限)の出来高が世界第三位と多いので、指値注文が比較的約定しやすくなっています。
Bybitの取引手数料をまとめてみました。
取引所 | 手数料 | スワップ手数料 | 追証 |
---|---|---|---|
Bybit | メイカー:-0.025% テイカー:0.075% | -0.375%~0.375% | 追証なし |
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Bybitでもスキャルピングは通用する
Bybitは成行注文の手数料(テイカー手数料)が高いので、比較的スキャルに向いていない取引所ですが、それでもスキャルで勝つことは問題なくできます。
今はビットコイントレードしやすくするツール(イナゴフライヤーやDECOBOARD、DECOCHARTなど)があるのでスキャでむしろ稼ぎやすくなってきています。
その場合、エントリーするときか決済どちらかの注文の時に指値注文も使うことで、合計の手数料を軽減することができます。
こうすることでスキャルピングでも高い勝率を確保することが可能となります。出来高が世界トップクラスのBybitは、それだけで短期売買しやすいとも言えます。
Bybitの隠れた便利機能「チャート上でオーダー指値をずらせる機能」というのは使い方まとめ記事でも解説していますが、以下のような方法です。
表示されたオーダーをドラッグすることで指値価格を移動することができ、
×ボタンをクリックすることでチャートから注文をキャンセルすることができます。
表示されたオーダーをドラッグして現在価格に近づけることで指値注文が約定しやすくなるってことですね。
※現在価格にぶつけてしまうと成行注文として約定します。
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前述しましたが、値幅が大きい相場ではBybitのスキャルピングは成行手数料を払っても十分勝つことができます。
むしろ販売所のようにスプレッドが妙に広がることもないのでやりやすい時さえあります。
ビットコインスキャルピングまとめ
スキャルピングとスイングトレードを使い分けてビットコインFXで勝つ方法をテーマに解説していきました。
Bybitでもスキャルピングで勝てる!という方法をざっくり書いてきましたが、標準のインジケーターや開発されるツール等を使用することでトレードの幅が広がり、日本の仮想通貨取引所よりもどんどん勝ちやすくなってきています。
スキャルピングに向いているといわれるインジケーター
BitMEXランカーのミラートレードをすることができるというのも非常に大きい魅力となっています。
手数料体系やトレードシステムを分析した結果、DECOBOARDなどのツールを駆使する前提で考えるとするとスキャルピングトレードに向いているのはBybit取引所がいいと思っています。
スイングトレードに向いているのは資金調達(スワップ金利)のかからないビットコイン先物を世界一の出来高で提供しているOKXとなります。
先物銘柄のリスクとして取引所の売買板の薄さがよく語られるのですが、日本人も登録できるOKXではそれが全くありません。
自分に合うトレード手法を探して、取引所選びの参考にしてください。
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