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ステーブルコインとは|おすすめ銘柄とメリット/デメリットを徹底解説

ステーブルコインとは|おすすめ銘柄とメリット/デメリット 銘柄分析/アルトコイン
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ステーブルコインとは、米ドルや金などと連動し、価格を安定させるよう設計された仮想通貨のことを指します。

そんなステーブルコインについて、以下のように悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

  • ステーブルコインって何?
  • ステーブルコインを保有するメリット/デメリットは?
  • おすすめの銘柄を教えてほしい

そこで本記事では、ステーブルコインについて以下のポイントを徹底解説いたします。

  • ステーブルコインの概要
  • ステーブルコインのメリット/デメリット
  • ステーブルコインおすすめ銘柄

ステーブルコインってよく聞くけど、一体なんなのかよくわからないという方もいると思います。

本記事ではそんな方々のためにステーブルコインのメリット/デメリットやおすすめの銘柄について分かりやすく解説しております。

また、ステーブルコインを扱うには海外仮想通貨取引所の口座開設が必要です。
Bybitの口座開設を仮想通貨初心者の方にも分かりやすく解説しております。

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ステーブルコインとは?

ステーブルコインのstable」とは日本語で安定」という意味で、名前の通り価格の安定したコインのことを言います。

価格を安定させるため、金や法定通貨と連動するよう設計されている仮想通貨のことです。

「BTC(ビットコイン)」や「ETH(イーサリアム)」などは価格の変動がかなり大きく、法定通貨として使用するのは少し難しいと言われています。

このような問題を解決するために登場したのがステーブルコインです。

法定通貨と連動し価値が安定することで、スイスの都市ルガーノがステーブルコインを国の法定通貨にしたことで話題となりました。

ステーブルコインの種類

それでは、ステーブルコインの種類について解説いたします。

ステーブルコインの種類は、大きく以下の4つに分類されます。

  • 法定通貨担保型
  • 仮想通貨担保型
  • 無担保(アルゴリズム)型
  • 商品担保(コモディティ)型

それぞれ解説いたします。

法定通貨担保型

ステーブルコインの種類1つ目の法定通貨担保型について解説いたします。

法定通貨とは、ドルや円のようにそれぞれの国の政府に「強制通用力」が認められている通貨のことです。

強制通用力(きょうせいつうようりょく)とは、貨幣において額面で表示された価値で決済の最終手段として認められる効力をいう

強制通用力を認められた貨幣による決済は、額面で表示された価値の限度で最終的な決済と認められ、受け取る相手側はこれを拒否できないことが国家により保証されている

それらを担保にして発行されるステーブルコインのことを法定通貨担保型といいます。

現在発行されている多くのステーブルコインは、この法定通貨担保型に分類され、法定通貨担保型のステーブルコインを発行している運営元は、担保となる法定通貨を発行枚数分保有していなければいけません。

仮想通貨担保型

ステーブルコインの種類2つ目の仮想通貨担保型について解説いたします。

仮想通貨を担保にして発行されるステーブルコインのことを仮想通貨担保型といいます。

BTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)などの、代表的な通貨が対象になることが多いです。

仮想通貨は価格の安定性がかなり不安定であり、価格の裏付けには根拠があまり無いため、仮想通貨担保型を採用しているステーブルコインはかなり少なくなっております。

本来のステーブルコインの良さが薄れてしまうので、仮想通貨担保型のステーブルコインを発行する際には、担保となる仮想通貨を2倍に増やすなどひと工夫が必要です。

無担保(アルゴリズム)型

ステーブルコインの種類3つ目の無担保(アルゴリズム)型について解説いたします。

法定通貨や仮想通貨などを担保にせず、独自のアルゴリズムによって価格を安定化させるステーブルコインのことを無担保(アルゴリズム)型といいます。

そのアルゴリズムとは、発行元がステーブルコインの価格に応じて供給量を調節することで価格変動幅を最小限に抑え、価格の安定性を保っているというものです。

しかし以前には、「TITAN(チタン)」や「TerraUSD(テラUSD)」が大暴落するなど無担保(アルゴリズム)型ステーブルコインへの懸念が強まっています。

無担保(アルゴリズム)型ステーブルコインを保有する場合は、発行会社を自身でよく調べてから取引を行いましょう。

商品担保(コモディティ)型

ステーブルコインの種類4つ目の商品担保(コモディティ)型について解説いたします。

商品の価値を担保にして発行されるステーブルコインのことを商品担保(モコティティ)型といいます。

代表的な例として、金や原油が価格の裏付けとして対象になることが多いです。

金は世界的な経済問題が起きた際でも価格が下がらない「安全資産」と言われています。

なので商品担保(コモディティ)型は価格が安定しており、安全性の高い通貨となっております。

商品担保(モコディティ)型のステーブルコインを発行している運営元は、発行枚数に相応する担保となる商品を保有していなければいけません。

ステーブルコインのメリット

それでは、ステーブルコインについてメリットを解説いたします。

ステーブルコインのメリットは以下の3つです。

  • 価格の安定性が高い
  • 法定通貨の代わりとして保有可能
  • 低コストで送金可能

それぞれ順番に解説いたします。

価格の安定性が高い

ステーブルコインを保有するメリット1つ目は価格の安定性が高い点です。

BTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)など一般的な仮想通貨は、短期間でかなりの価格変動を起こします。

それらに比べて、ステーブルコインは価格の安定性が高く価格変動幅がかなり小さいです。

今後決済手段として活用される可能性のあるステーブルコインですが、価格の安定性が高いので安心して使用することができます。

また、仮想通貨の下落時にも価格が安定するためステーブルコインをポートフォリオに組み込み、資産を分散することが可能です。

将来のリスクに備え、ステーブルコインを活用し、自身の資産を守ることもできます。

法定通貨の代わりとして保有可能

ステーブルコインを保有するメリット2つ目は法定通貨の代わりとして保有可能な点です。

法定通貨担保型のステーブルコインの場合、各国の法定通貨を担保にして発行されます。

その場合、担保にしている国の通貨代替役として使用することが可能です。

例えば、アメリカドルを担保にしたステーブルコインを保有している場合、そのコインはアメリカドルと同じ役割を果たすので、日本円からアメリカドルへ両替する必要はありません。

為替変動のリスクや両替手数料を支払わずに済むので、頻繁に海外にいく方などはステーブルコインを保有しておくと良いでしょう。

低コストで送金可能

ステーブルコインを保有するメリット3つ目は低コストで送金可能な点です。

ステーブルコインを使用して送金する場合、銀行よりも低コストで且つ迅速に送金することが可能です。

三井住友銀行から海外の金融機関へ送金を行う際は、送金手数料、リフティングチャージまたは円為替取扱手数料、関係銀行手数料がかかります。

ですが、ステーブルコインを利用し送金を行う場合、かかる手数料は送金手数料のみなので、銀行に比べて格安で送金できるのです。

銀行振込よりもいくつか手間は増えてしまいますが、大幅にコスト削減が可能なので、無駄な手数料をかけたくないという方はおすすめの方法となっております。

ステーブルコインのデメリット

それでは、ステーブルコインについてデメリットを解説いたします。

ステーブルコインのデメリットは以下の2つです。

  • 大きな値上がりを期待できない
  • 突然大暴落する可能性がある

それぞれ順番に解説いたします。

大きな値上がりを期待できない

ステーブルコインを保有するデメリット1つ目は大きな値上がりを期待できない点です。

ステーブルコインは金や法定通貨と連動させ価格の安定化を図っているため、大きな値上がりは期待できません。

あくまで資産を守る目的で保有する仮想通貨であるため、お金を増やす目的で投資を行いたい方はステーブルコインはおすすめしません。

突然大暴落する可能性がある

ステーブルコインを保有するデメリット3つ目は突然大暴落する可能性がある点です。

ステーブルコインの良いところは価格の安定性ですが、以前に「TITAN(チタン)」や「TerraUSD(テラUSD)」が大暴落を起こしステーブルコインへの不信感が増しています。

多くのサイトでステーブルコインは価格の変動幅が小さいと言われていても、実際には何が起きるかわからないので、投資をする際には自身でよく調べてから取り扱うようにしましょう。

ステーブルコインのおすすめ銘柄

それでは、ステーブルコインのおすすめ銘柄を7つご紹介いたします。

  • Tether(テザー/USDT)
  • Dai(ダイ/Dai)
  • TrueUSD(トゥルーユーエスディー/TUSD)
  • USDCoin(ユーエスディーコイン/USDC)
  • BinanceUSD(バイナンスユーエスディー/BUSD)
  • DecentralizedUSD(ディーセントゥラライズドユーエスディー/USDD)
  • CeloDollar(セロドル/CUSD)

それぞれ順番に解説いたします。

Tether(テザー/USDT)

通貨名(トークン名) Tether(テザー)
シンボル USDT
開始日 2014年
価格(2022年8月現在) 約137円(約1ドル)
時価総額(2022年8月現在) ¥9,257,528,225,986.94
時価総額ランキング 3位
公式サイト https://tether.to/en/
公式Twitter https://mobile.twitter.com/tether_to
ホワイトペーパー https://tether.to/en/transparency/

Tether(テザー)とは、米ドルに連動した法定通貨担保型のステーブルコインのことです。

世界初のステーブルコインとして2014年に発表され、時価総額ランキングは仮想通貨銘柄の中で3位ステーブルコインの中では1位を誇ります。

Tether Limited社が発行するステーブルコインと保有する米ドルを同量にすることで、Tetherの価値を保つ仕組みです。

Dai(ダイ/Dai)

通貨名(トークン名) Dai(ダイ)
シンボル Dai
開始日 2019年
価格(2022年8月現在) 約136円(約1ドル)
時価総額(2022年8月現在) ¥960,784,135,927.59
時価総額ランキング 13位
公式サイト https://makerdao.com/ja/
公式Twitter https://mobile.twitter.com/MakerDAO
ホワイトペーパー https://makerdao.com/en/whitepaper/

Dai(ダイ)とは、米ドルに連動しETH(イーサリアム)やBAT(ベーシックアテンショントークン)などの通貨を担保にした、仮想通貨担保型のステーブルコインです。

複数の仮想通貨を担保にしているため、よりリスクが分散され価格の安定性が高いステーブルコインとなっております。

時価総額ランキングは、ステーブルコインの中で4位を誇ります。

TrueUSD(トゥルーユーエスディー/TUSD)

通貨名(トークン名) TrueUSD(トゥルーユーエスディー)
シンボル TUSD
開始日 2018年
価格(2022年8月現在) 約137円(約1ドル)
時価総額(2022年8月現在) ¥148,452,216,929.22
時価総額ランキング 47位
公式サイト https://trueusd.com/
公式Twitter https://mobile.twitter.com/tusdio
ホワイトペーパー https://trueusd.com/pdf/TUSD_WhitePaper.pdf

TrueUSD(トゥルーユーエスディー)とは、TrustToken社が発行する米ドルに連動した法定通貨担保型のステーブルコインです。

価格変動が安定的であるため、資産の避難所として頻繁に活用され、時価総額ランキングは、ステーブルコインの中で6位を誇ります。

USDCoin(ユーエスディーコイン/USDC)

通貨名(トークン名) USDCoin(ユーエスディーコイン)
シンボル USDC
開始日 2018年
価格(2022年8月現在) 約137円(約1ドル)
時価総額(2022年8月現在) ¥7,193,103,262,234.13
時価総額ランキング 4位
公式サイト https://www.centre.io/usdc
ホワイトペーパー https://f.hubspotusercontent30.net/hubfs/9304636/PDF/centre-whitepaper.pdf

USDCoin(ユーエスディーコイン)とは、米ドルに連動した法定通貨担保型のステーブルコインです。

多くの金融サービスを提供するゴールドマンサックスから出資を受けるなど、USDCoinは信頼度の高い通貨であり、時価総額ランキングはステーブルコインの中で2位を誇ります。

BinanceUSD(バイナンスユーエスディー/BUSD)

通貨名(トークン名) BinanceUSD(バイナンスユーエスディー)
シンボル BUSD
開始日 2019年
価格(2022年8月現在) 約137円(約1ドル)
時価総額(2022年8月現在) ¥2,559,756,811,143.63
時価総額ランキング 6位
公式サイト https://www.binance.com/en/busd
公式Twitter https://twitter.com/binance
ホワイトペーパー https://www.allcryptowhitepapers.com/binance-usd-whitepaper/

BinanceUSD(バイナンスユーエスディー)とは、米ドルに連動した法定通貨担保型のステーブルコインです。

仮想通貨取引所のBinance(バイナンス)が発行していることから、BinanceからBUSDの取引を行えば手数料をかけずに取引可能です。

時価総額ランキングは、ステーブルコインの中で3位を誇ります。

DecentralizedUSD(ディーセントゥラライズドユーエスディー/USDD)

通貨名(トークン名) DecentralizedUSD

(ディーセントゥラライズドユーエスディー)

シンボル USDD
開始日 2022年
価格(2022年8月現在) 約93円(約0.68ドル)
時価総額(2022年8月現在) ¥102,388,206,852.08
時価総額ランキング 58位
公式サイト https://usdd.io/#/
公式Twitter https://twitter.com/usddio
ホワイトペーパー https://usdd.io/USDD-en.pdf

DecentralizedUSD(ディーセントゥラライズドユーエスディー)とは、TRON(トロン)やBTC(ビットコイン)などの通貨を担保にした、仮想通貨担保型のステーブルコインです。

2022年5月にローンチされた、比較的新しいステーブルコインとなっており、時価総額ランキングは、ステーブルコインの中で8位を誇ります。

CeloDollars(セロドル/CUSD)

通貨名(トークン名) CeloDollar(セロドル)
シンボル CUSD
開始日 2021年
価格(2022年8月現在) 約137円(約1ドル)
時価総額(2022年8月現在) ¥6,549,524,511.86
時価総額ランキング 392位
公式サイト https://celo.org/
公式Twitter https://twitter.com/celoorg
ホワイトペーパー https://celo.org/papers

CeloDollar(セロドル)とは、米ドルに連動しBTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)などの通貨を担保にした仮想通貨担保型のステーブルコインです。

CeloDollarを発行するCeloは、スマートフォンがあれば誰でも金融ツールにアクセスできるプラットフォームを提供しており、CeloDollarを使用することでより簡単に素早くお金を共有できます。

時価総額ランキングは、ステーブルコインの中で27位となっております。

ステーブルコインのまとめ

本記事ではステーブルコインの概要やメリット・デメリット、おすすめの銘柄について解説いたしました。

BTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)などの一般的な仮想通貨とは違い、ステーブルコインは価格の安定性が高く資産の避難先として使われています。

本記事のまとめ

ステーブルコインのメリット

  • 大きな値上がりを期待できない
  • 詐欺のリスクがある
  • 突然大暴落する可能性がある

ステーブルコインのデメリット

  • 大きな値上がりを期待できない
  • 突然大暴落する可能性がある

ステーブルコインのおすすめ銘柄

  • Tether(テザー/USDT)
  • Dai(ダイ/Dai)
  • TrueUSD(トゥルーユーエスディー/TUSD)
  • USDCoin(ユーエスディーコイン/USDC)
  • BinanceUSD(バイナンスユーエスディー/BUSD)
  • DecentralizedUSD(ディーセントゥラライズドユーエスディー/USDD)
  • CeloDollar(セロドル/CUSD)

また、決済手段としてこれから普及していく可能性もございますので、ステーブルコインのリスクをしっかりと把握した上で、ぜひ取引してみてください。

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