NFTは誰でも簡単に出品できることを知っていましたか?
この記事では、それが可能なNFTマーケットプレイスであるRarible(ラリブル)について特徴から使い方までを徹底的に解説していきます。
- Raribleってどんな特徴があるの?
- NFTを売買してみたいけど、やり方が分からない……
- Raribleの使い方を教えて欲しい!
こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
この記事では、NFTマーケットプレイスのRarible(ラリブル)について初心者向けに画像付きで解説しています。
記事前半では特徴やRaribleを使うメリット・デメリットについて、後半では始め方や具体的な使い方を解説するので、ぜひ参考にしてください。
すぐにRaribleの始め方について知りたい方は、「Rarible(ラリブル)の始め方5ステップ」へどうぞ!
Rarible(ラリブル)とはNFT売買マーケットプレイス
プラットフォーム名称 | Rarible |
運営会社 | Rarible, Inc. |
本社 | カリフォルニア州 |
対応チェーン | ETH Solana MATIC |
販売手数料 | 2.5% |
公式サイト | https://rarible.com |
Rarible(ラリブル)とは、NFTを売買できるマーケットプレイスのことです。
Raribleは簡単に自分のNFTを作成できたり、売買できたりします。
また、ネイティブトークン「RARI」を発行しており、Rarible上でNFTを売買するだけで勝手にRARIが配布されます。
仮想通貨「RARI」は過去に5,000円以上の価格をつけた実績のある通貨です。
仮想通貨市場の盛り上がりはまだまだこれからなので、今後更なる価格の上昇が期待できます。
そんな「RARI」を購入したい方は、現状国内の取引所では買えないため国内取引所から海外取引所に仮想通貨を送金して通貨ペアとして購入する必要があります。
国内取引所と海外取引所のオススメの組み合わせはFTX japanとBybitです。
まだ上記2つの取引所の口座開設が済んでいない方は、5分ほどで完了するのでこの機会にサクッと開設しておきましょう。
口座開設の手順は下記の記事で詳しく解説しております。
Rarible(ラリブル)の特徴3つ
ここからは、Rarible(ラリブル)の特徴を解説していきます。
Raribleの主な特徴は下記の3つ
- 無料でNFTを作成できる
- ガバナンストークン「RARI」を発行
- 「ETH」「SOL」「MATIC」に対応している
順番に解説していきます。
無料でNFTを作成できる
まずは、誰でも無料でNFTを作成できるという点です。
世界最大級のNFTマーケットプレイスであるOpenseaなどでは、NFTを作成する際はガス代(手数料)がかかります。
ですが、RaribleではNFT作成時に「Free minting」の項目にチェックを入れれば、手数料無料で作成できます。
ちなみにチェックを入れなければガス代のみがかかります。
また、作成したNFTはOpenseaで表示させることもでき、それによって売れやすさが格段に上がるので嬉しいポイントです。
ガバナンストークン「RARI」を発行
Raribleは、マーケット独自のガバナンストークンである「RARI」を発行しています。
仮想通貨RARIは、Rarible上でNFTを売買するだけでなにも手続きをしなくても自動的に貰えます。
ガバナンストークン「RARI」については「ガバナンストークン「RARI」とは」で詳しく解説しております。
貰う以外にもRARIを買いたいという方は、国内の取引所では買えないため、海外の取引所を利用するようにしましょう。
結論、Bybitが最もオススメですが、下記にオススメの海外取引所をまとめてありますのでご自分の投資スタイルに合った取引所を見つける参考にしてください。
「ETH」「SOL」「MATIC」に対応している
Raribleは、マーケットプレイスの中では珍しく、マルチチェーンに対応しています。
主にはイーサリアム(ETH)で取引が行われていますが、そのほかにもソラナ(Solana)やポリゴン(Polygon)チェーンにも対応しています。
イーサリアムはガス代(手数料)が高いことで有名ですが、逆にソラナやポリゴンはガス代が安いことで有名です。
イーサリアムとソラナ、ポリゴンを上手に使い分けてガス代を節約することもできそうです。
ガバナンストークン「RARI」とは
シンボル | RARI |
価格 | ¥362 |
時価総額 | ¥3,618,248,190 |
時価総額ランキング | 557位 |
仮想通貨「RARI」とは、Raribleが発行するガバナンストークンのことです。
2021年1月16日から配布が始まりました。
入手方法は単純で、Rarible上でNFTを売買するだけで毎週配布されます。
RARIトークンを持っていると、Raribleの運営方針に対して投票する権利が与えられます。
そんなRARIトークンは、2021年3月29日に5,014円を更新し、話題となりました。
現在は362円ですが、これから仮想通貨が本格的に生活に馴染んでいけばRaribleを利用するユーザーも増え、Raribleの独自トークンである「RARI」の価格も上昇することが期待できます。
Rarible(ラリブル)を使うメリット2つ
ここからは、Rarible(ラリブル)を使うメリットを解説していきます。
Raribleを使うメリットは下記の2つ
- NFTの売買で仮想通貨「RARI」が貰える
- ロイヤリティ設定ができる
順番に解説していきます。
NFTの売買で仮想通貨「RARI」が貰える
これまでも何度か解説してきた通り、Rarible上でNFTを売買するとガバナンストークンである「RARI」が毎週報酬として貰えます。
ガバナンストークンなので、保有枚数に応じてRaribleの運営に対して意見できる権利が与えられます。
売買するだけでそのマーケットプレイスの独自トークンが貰えるというのはRaribleを使う一番のメリットと言えるでしょう。
このことから、他のマーケットプレイスとの差別化にも成功しています。
ロイヤリティ設定ができる
Raribleでは、自分が販売するNFT作品にロイヤリティを設定できます。
ロイヤリティ設定とは、自分の手元から離れた作品であっても第三者が自分の作成したNFTを転売することで、設定した割合分の手数料が分配される仕組みのことです。
クリエイターにとっては、一度売って終わりじゃないので嬉しい仕組みですよね。
Raribleでは0〜10%までの設定が可能となっています。
海外の有名なNFTプロジェクトだと、このロイヤリティだけで月に数千万円も稼いでいるのだとか。
Rarible(ラリブル)を使うデメリット
ここからは、Rarible(ラリブル)のデメリットを解説していきます。
デメリットとしては、販売手数料が2.5%と他のマーケットに比べて高いことです。
他の有名なマーケットプレイスと比べると以下の通り。
マーケットプレイス名称 | 手数料 |
---|---|
Rarible | 2.5% |
OPENSEA | 2.5% |
X2Y2 | 0.5% |
SudoSwap | 0.5% |
上記の通り、比べてみると高めに設定されていることが分かります。
なぜ手数料が高く設定されているか、筆者の考えを交えながら解説していきます。
なぜ手数料が高く設定されているのか
Raribleで手数料が高く設定されている理由は「中央」が存在するからだと思います。
実は、Raribleは非中央集権型ではなく、中央集権型のマーケットプレイスです。
X2Y2やSudoSwapなどといったマーケットプレイスでは、中央に人間が存在していないため、そこに払う人件費を削減しています。
ですが、中央に人間が存在しているRaribleやOpenseaなどでは、どうしても人件費を削ることができないため、他のマーケットプレイスよりも手数料が高めに設定されているのだと思います。
つまり、手数料の差は「中央集権かそうでない
かで大きく変わってくる」ということです。
Rarible(ラリブル)の始め方5ステップ
ここからは、Rarible(ラリブル)の始め方を解説していきます。
Raribleの始め方は下記の5ステップ
- FTX japanで口座開設する
- ETHを購入する
- メタマスクアカウントを作成する
- メタマスクにETHを送金する
- Raribleをメタマスクを接続する
順番に解説していきます。
FTX japanで口座開設する
まずは、国内の仮想通貨取引所である「FTX japan」で口座開設しましょう。
FTX japanは他の取引所に比べて手数料が安く、SOLを取り扱っており、日本円の即時入出金に対応していることがオススメする理由です。
FTX japanの口座開設手順はこちらの記事で詳しく解説していますので参考にしてください。
ETHを購入する
FTX japanで口座開設できたら、次にイーサリアム(ETH)を購入していきましょう。
Raribleに限らず、ほとんどのマーケットプレイスで扱っているNFTのほとんどはイーサリアムで取引されています。
そのため、イーサリアムを持っておけば今後、他のマーケットでNFTを購入したくなった際にもウォレットにイーサリアムが入ってさえいればすぐに取引できます。
先にRaribleでどんなNFTが販売されているのかを確認して、自分の気に入ったNFTがイーサリアム(ETH)で販売されているのか、それともソラナ(Solana)やポリゴン(MATIC)なのかを確認するのもいいでしょう。
FTX japanで仮想通貨を購入する方法はこちらで解説しています。
メタマスクアカウントを作成する
イーサリアムを購入できたら、メタマスクアカウントを作成しましょう。
メタマスクとは、ブラウザの拡張機能で仮想通貨を入れるためのお財布の役割を持ちます。
メタマスクのインストール方法はこちらで詳しく解説しております。
ちなみに、作成途中で表示される「リカバリーフレーズ」を他人に教えてしまうと簡単に自分の資産が盗まれてしまうため、細心の注意を払いましょう。
メタマスクにETHを送金する
メタマスクアカウントを作成できたら、先ほどFTX japanで購入したイーサリアムをメタマスクに送金していきましょう。
メタマスクを開き「イーサリアムメインネット(デフォルト)」になっていることを確認して、自分の名前(デフォルトならAccount1)をクリックすると送金アドレスがコピーできます。
送金作業は、アドレスを打ち間違えないようにコピペして作業するように心がけましょう。
こちらの記事でも解説しております。
Raribleとメタマスクを接続する
ここまでできたら、あとはRaribleとメタマスクを接続するだけです。
Rarible公式サイトにアクセスしたら、トップページ右上の「ウォレットに接続」からメタマスクを選択するだけで接続が完了します。
Rarible(ラリブル)でNFTを購入する方法2ステップ
ここからは、Rarible(ラリブル)でNFTを購入する手順を解説していきます。
NFTの購入手順は下記の2ステップ
- 欲しいNFTを探す
- 「Buy now」または「Bid」をクリック
順番に解説していきます。
欲しいNFTを探す
まずは、Rarible公式サイトにアクセスして、「Ethereum」と書かれたところをクリックしましょう。(今回はETHで解説します。)
すると、下のような画面が表示されるため、気になったNFTをクリックしましょう。
左側にあるメニューで、条件を絞り込むことができます。
「Buy now」または「Bid」をクリック
気になるNFTが見つかったら「Buy now」または「Place a bid」を選択しましょう。
それぞれの違いは下記の通りです。
Buy now | 表示されている価格ですぐに買える |
Place a bid | 自分から買いたい価格を提示する |
Place a bidで自分の買いたい価格が承認されれば、ガス代と代金を支払って購入できます。
Buy nowでは、出品者の承認を待たずしてすぐに購入できます。
Place a bidで金額を提示している間に他の方から購入されることもあるので、人気のプロジェクトなどはBuy nowで購入した方が無難と言えるでしょう。
Rarible(ラリブル)でNFTを出品する方法3ステップ
ここからは、Rarible(ラリブル)でNFTを出品する手順を解説していきます。
NFTの出品手順は下記の3ステップ
- プロフィールからコレクションページにアクセスする
- 「売りに出す」をクリックする
- 販売条件の選択
順番に解説していきます。
プロフィールからコレクションページにアクセスする
まずは、トップページの自分のアイコンから「My Collections」をクリックしましょう。
その後、自分が売りに出したいNFTをクリックします。
「売りに出す」をクリックする
すると「売りに出す」というボタンが表示されるためクリックし、出品方法を選択しましょう。
出品方法は下記の三種類から選択できます
出品形式 | 意味 |
---|---|
Fixed price | 出品者が価格を決める |
Open for bids | オークション形式で販売 |
Times auction | 時間を決めたオークション形式 |
※今回はオーソドックスなFixed priceで解説します。
販売条件の選択
最後に、いくらで販売するのかを入力後「Confirm」をクリックして、署名すれば出品完了です。
Rarible(ラリブル)に関するQ&A
Rarible(ラリブル)についての質問をまとめてみましたのでご覧下さい。
日本語に対応していますか?
一部分のみ、日本語に対応しています。
Raribleでは、一部分は日本語に対応しているのですが、対応していない箇所も多いです。
ですが、Google翻訳で十分意味は理解できるため、不便さは感じません。
Raribleを利用する際の注意点はありますか?
あります。
Raribleに限った話ではないですが、偽サイトには常に気をつけていた方がいいでしょう。
もし、偽サイトでウォレットを連携させてしまうと資産を全て抜かれてしまいます。
マーケットプレイスを使用する前には必ず、URLの確認をしておきましょう。
一度使ったマーケットならブックマークしておくのが一番です。
Rarible以外にオススメのマーケットプレイスはありますか?
Rarible以外にオススメなのは、Openseaです。
理由は、世界最大のNFTマーケットプレイスと言うこともあり、出品されているNFTの数がかなり多いからです。
そのため、自分のお気に入りの作品もきっと見つかるでしょう。
販売手数料もRaribleと同じく2.5%になっています。
Rarible(ラリブル)まとめ
この記事では、Rarible(ラリブル)の特徴やNFTの買い方・売り方などを徹底的に解説してきました。
Raribleの特徴をおさらいすると、下記のようになります。
- RaribleはNFTを誰でも簡単に出品できる
- Rarible独自のトークン「RARI」を発行している
- 「RARI」はRarible上でNFTを売買するだけで毎週貰える
- ロイヤリティ設定も可能
- 「RARI」には将来性があり、RARIを購入するならオススメはBybit
- 国内の取引所のオススメはFTX japan
上記のように、Raribleでは誰でも簡単にNFTを出品できて最大10%のロイヤリティ設定も可能となっているため、クリエイターにとって嬉しい機能が詰まったマーケットプレイスとなっています。
NFTを売買するだけでガバナンストークンが配布されたりと、他のマーケットには無い特徴があり非常に魅力的です。
RARIトークンは最高値5,000円を付けており、現在は130円程であるため、今のうちに買っておけば将来値段が戻った時にかなりの利益が期待できます。
そんなRARIトークンは国内の取引所では購入できないため、海外の取引所を使う必要があり、オススメはFTX japanとBybitの組み合わせでしたね。
FTX japanとBybitの口座開設は10分ほどで終わり、すぐに取引できるためこの機会にサクッと開設しておきましょう。
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