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ピッチフォーク・ファンの描画方法をビットコインFXチャートで解説

ピッチフォーク・ファンの描画方法をビットコインFXチャートで解説 チャートパターン
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今回はのビットコインFXのチャートツール(TradingView)でも使える隠れた名脇役的なツール、ピッチフォークについて解説します。

ピッチフォークというのは、もともと農具のことです。

実物のピッチフォーク

実物のピッチフォーク

チャートに表示される図がピッチフォークに形が似ているのが名前の由来でしょう。

日本ではあまり有名ではない?テクニカルツールかもしれませんが、使い方もシンプルで効果も高い、トレードの心強い味方になってくれることがわかります。

簡単なのでぜひ使い方をマスターしておきましょう!

TradingViewのチャートツールにはピッチフォークの他にピッチファンもあるので合わせて紹介します。

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テクニカルツール – ピッチフォークとは?

ピッチフォーク(アンドリューズピッチフォーク/Pitchfork)は、アラン・アンドリュースによって開発されました。
この人、ピッチフォークを使ったトレードだけで、当時乗用車が1000ドルだった時代に5万ドルを稼いだそうです。

ピッチフォークもピッチファンも3本の平行なトレンドラインで構成されています。
画像に示している通り、真ん中のラインが中央線(センタートレンドライン)、両サイドの平行な線を2・3番目のトレンドラインと呼びます。

ピッチフォークの三本のトレンドラインは、強いサポートラインレジスタンスラインとみることができます。

真ん中のトレンドラインは、選択された左端の点(重要な天井または底)と、2・3番目のトレンドラインを結んだ等間隔の真ん中に描画されます。
この真ん中の中央線がピッチフォークの「柄」となるわけですね。

そして、中央線(真ん中のトレンドライン)からでた2、3番目のトレンドラインと平行に描画される線をシグナル線ともいいます。
ピッチフォークの「歯」の部分になるわけですね。

シグナル線は、トレンドラインに平行に描画されますが、フィボナッチ数を元にした距離で描画されています。

各々のトレンドライン、シグナルラインはレジスタンスライン・サポートラインとして機能しますが、
中央線(中心のトレンドライン)、2・3番目のトレンドラインの順で最も重要なラインとなるので、チャートが交わる際には大きく価格が変動する可能性があります。

この三つのラインのブレイクやレジスタンスを基準にしてトレードをすると、効率よく利幅をとるトレードをすることができるでしょう。

ピッチフォークのポイント・三つのトレンドラインは強力な支持/抵抗線となる。
・中央線→2・3番トレンドラインの順で重要。

TradingViewでピッチフォークを表示する方法

bybitにログインしたら、チャート画面のサイドバーに注目してください。
フォークのようなマークがあるのでクリックします。
サイドバーのピッチフォークタブ

これを選択するとピッチフォークを線画するモードになります。

TradingViewのピッチフォーク使用例
チャートの中でポイントを3点探し123の順にクリックして引いていきます。

真ん中のトレンドラインの起点となる中心線から残り2点を、直近の高値と安値に引いていきます。

最初のセンターラインが一番古い時間軸であること、
あとの2点は高値安値どちらを先に引いても問題はありません。

これで完成です。

やり方がわかればピッチフォークを引くことはとても簡単ですね。

ピッチフォークの見方、トレードでの使い方

TradingViewのピッチフォーク使用例

3つのトレンドラインは抵抗と支持線

3つのトレンドラインは通常、強いレジスタンス(抵抗)とサポート(支持)になります。

センターラインはネックラインとして機能しているように見えます。

ただ、ピッチフォークが機能しない事もありぶち抜く事も多々ありますので過信は禁物。

トレンドラインの角度にも注目

センターのトレンドラインの角度によってトレンドの強さが分かります。

角度が急な場合は 強いトレンド発生中となるが、チャートに勢いもあるので、ラインからはみ出る可能性も高いという傾向があります。

ただし、完全なレンジ相場では使いづらいですね。

中央のトレンドラインを基準で見る

ポイントは中央のトレンドラインです。

一番最初に引く事になる中央のトレンドラインは、しばらくトレードの基準として見る勢いで引きます。

中央のトレンドラインを変更するのは、完全に上下のラインをブレイクした後に考えましょう。

TradingViewでピッチフォークを使ってトレードを実践!

これはビットコインFX(XBT/USD)の4時間足のチャートです。
ビットコインFX(XBT/USD)の4時間足のチャート

ここにピッチフォークを描いてテクニカル分析してみました。
シグナルライン(上)で一度反発しているので様子見、しかしこの形は”適切な空売りポイント”の形をしていたので、もう一段下げると予想できました。

適切な空売りポイント

なので、センターのトレンドラインまでは売られると思いましたが案の定このラインまで来ました。

このあと更に下のシグナルラインまで掘るかは様子見です。

ここから反発するかもしれないし、明確にラインを割るようだったら下のラインで拾うかな。

一番下のトレンドラインを割るとさらに下落するはずなのでショートを考えます。

このような感じでピッチフォークを使います!

TradingViewで使えるその他ピッチフォークの紹介

シフ(Schiff)ピッチフォーク

シッフピッチフォーク

通常のピッチフォークと基本的な見方は変わりませんが、中央のトレンドラインの形成の仕方が違います。

中央のトレンドラインは、点1と垂直な線点1と点2を結ぶ線の25°?30°?の線との交点が起点になります。
そこから2と3の中間点を結んだ線が中央のトレンドラインとなります。
シッフピッチフォーク2
なぜそこが起点になっているのかはよくわかりません。

変形シフ(Schiff)ピッチフォーク


シフ(Schiff)ピッチフォークとよく似ていますが、これも中央のトレンドラインの起点となる部分が違います。

変形シフのトレンドラインの起点は、点1と点2を結んだラインの中間地点となっています。

シフ(Schiff)ピッチフォークと似ているけど、少しだけ角度がちがうのがポイントですね。

インサイド(inside)ピッチフォーク


インサイドピッチフォークはちょっと変わっています。

1と2の中間点から伸びる線が2・3トレンドライン、
2と3の中間から伸びる垂直な線がセンターのトレンドラインとなっています。

その他のピッチフォークと比べて使いどころも難しそうな気がします。

ピッチファンの見方と使い方

TradingViewのピッチファン使用例

ピッチファンとは、最初の起点1から2・3番目の点の範囲でフィボナッチ数列のファンを表示しサポートとレジスタンスラインを見つけるテクニカルツールです。

フィボナッチファンと違うのは、中央ラインが、2・3点を結んだ中央を通るということです。

ピッチフォークのまとめ

TradingViewテクニカルツール、ピッチフォーク・ピッチファンの使い方を解説してみましたがいかがでしたか?

ピッチフォークは意外と使いどころが多く、多くの場合機能します。
手軽に引けるのでちょっと気になったときにサッと引けますし、ぜひ使って言ってください!

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