OKXの評判・口コミ｜利用するメリットや向いている人について解説

OKXは中国のオーケーグループが設立・運営を行なっている海外取引所です。2021年まではOKExと呼ばれる名称でサービスを運営していましたが、2023年現在では「OKX」としてサービスを提供しています。

OKXは全世界200ヵ国以上で取引されており、多くのユーザーが利用しています。

しかし、

と考えている人も多いでしょう。

そこで本記事では、OKXの基本情報から特徴、良い評判やメリット・デメリットを解説します。OKXが向いている人・向いていない人や登録方法まで解説しているため、気になる人はぜひチェックしてください。

OKXの基本情報

取引所名	OKX（オーケーエックス）
所在国	セーシェル共和国
運営会社	Okex Fintech LLC.
設立年	2017年
取扱通貨	BTC・ETH・LTC・BCH・USDT・XRP・SHIB等　365種類以上
取扱商品	現物取引・先物取引・P2P取引
最大レバレッジ	125倍
取引形態	板取引、取引所
追証	なし
日本対応	なし（今後対応予定）
スマホ対応	iOS・Android公式アプリあり
法人口座	あり（機関投資家向け）

OKXは2017年にサービスを開始した海外取引所です。

従来の取引所よりもスピーディーな取引ができ、よりセキュリティの高い環境を提供しています。日本には未対応ですが、専用のアプリを用意しており、初心者からプロまで満足できる環境を整えています。

また、OKXでは初めて仮想通貨を購入するユーザーから、NFTの購入・取引まで、各種手続きを丁寧にサポートしてもらえます。これから仮想通貨取引やweb3の領域に挑戦したいと考えている場合に最適な取引所と言えるでしょう。

OKXの特徴

OKXの特徴は、以下の通りです。

OKXでは365種類以上の仮想通貨を取り扱っています。日本国内取引所では50通貨以下が一般的で、主要海外取引所でも300前後しか取り扱いがないケースも少なくありません。OKXには他の取引所にはない仮想通貨も多く存在しており、OKX独自の楽しみ方も可能です。

OKXは365日24時間のサポートや安定したセキュリティ環境など、初めて仮想通貨取引を始める人にもおすすめのサービスを提供しています。

また、OKXはスマホやPCから簡単に口座開設が可能です。5分あれば取引を始められるため、時間がない場合でも問題ありません。

OKXの手数料

OKXの手数料は、以下の通りです。

現物取引手数料	Maker：0.1%・Taker：0.1%
先物取引手数料	Maker：0.02%・Taker：0.06%

OKXでは入出金手数料がないものの、出金手数料は必要です。出金手数料の金額は通貨によって異なるため、あらかじめ注意が必要です。

また、OKXには独自トークンによる手数料割引が存在します。OKXの独自トークン「OKB」の保有量によって、現物・先物などさまざまな取引で優遇を受けられます。現物取引の保有量による割引率は、以下の通りです。

レベル	OKB保有量	メイカー	テイカー	出金限度（BTC）
Lv1	＜500	0.100%	0.150%	500
Lv2	≧500	0.090%	0.135%	500
Lv3	≧1,000	0.080%	0.120%	500
Lv4	≧1,500	0.070%	0.105%	500
Lv5	≧2,000	0.060%	0.090%	500

Lv1とLv5では、メイカーなら0.4%・テイカーなら0.6%も手数料に違いがあります。OKXでコストを抑えて取引したいなら、独自トークンを積極的に保有しましょう。

世界トップクラスの取引量

OKXは、海外取引所の中でもトップクラスの取引高を誇ります。2023年3月時点でOKXの24時間デリバティブ取引の取引高は世界第3位です。現物取引に関しても世界トップ10に入る取引高を誇るため、今注目されている海外取引所と言えます。

仮想通貨取引所において、取引量は非常に重要な項目です。取引量が少なければ希望の注文が通りずらく、スムーズに取引を進められません。一方、取引量の多い取引所では、希望の注文が通りやすいだけではなく、スプレッドも狭くなります。

スレッドが狭ければ結果的にコストを抑えて取引が可能です。効率的かつお得に取引をしたい場合でも、OKXは最適と言えるでしょう。

OKXの良い評判やメリット

OKXの良い評判やメリットは、以下の通りです。

それぞれ順に解説します。

400種類以上のトレーディングペアで取引可能

OKXでは、400種類以上のトレーディングペアで取引が可能です。

BTCやETHなどのメジャー通貨以外にも、マイナーコインやOKX独自トークンなど、さまざまな通貨を取り扱っています。特に草コインと呼ばれるマイナーコインの取扱量は非常に多く、数年で200種類以上も増加しています。

メジャー通貨は値段が上がりすぎて購入が難しい一方、マイナーコインは知名度が低いことから時価総額が低めに設定されています。他の取引所にはないマイナーコインを保有しておくことで、大手取引所へ上場したタイミングで大きな履歴を得られる可能性があります。

ただし、マイナーコインは必ずしも利益を得られるわけではありません。保有していても上場することなく、ユーザー数が減少してしまい、何ら利益を得られないケースもあるため注意が必要です。

OKXでは多くのトレーディングペアを取り扱っているため、利益を生み出す通貨を探すことができるでしょう。

最大レバレッジが125倍

OKXは海外取引所となるため、最大レバレッジが125倍です。

国内取引所は最大でもレバレッジは2倍までと法令で定められています。2倍以上の倍率で取引はできないため、取引を始める際はある程度の軍資金が必要です。

一方、OKXでは最大125倍のレバレッジで取引できるため、少ない資金でも多くの金額としてトレードを進められます。その分リスクも大きいですが、取引に成功すれば一気に自己資金を増加させられます。

自ks追金が少なくても高レバレッジで取引できるのは、OKXのメリットと言えるでしょう。

24時間・365日サポートを提供

OKXを利用するメリットとして、24時間365日サポートが挙げられます。

基本的にAIチャットbotを活用したカスタマーサポートとなりますが、緊急の場合はメールでも相談が可能です。

2023年現在では日本語サポートに対応していないものの、翻訳サービスを利用すれば問題なく問い合わせできるでしょう。

万全のセキュリティ対策を完備

OKXでは、万全のセキュリティ対策でユーザーの情報を保護しています。OKXが提供しているセキュリティ対策は、以下の通りです。

上記のセキュリティ対策以外にも、イレギュラー発生時のアカウントロック、ファンザパスワードやアンチフィッシングの設定にも対応しています。

また、OKXではユーザーと運営側の資産はコールドウォレットを活用して管理しています。コールドウォレットとは、資産管理方法の一つで、ユーザーの資産と運営費を切り離しています。万が一、OKXの資産がハッキングされたとしても、コールドウォレットを用いているため、被害を最小限に抑えられます。

また、OKXのアンチフィッシング設定を行なっていれば、フィッシングメールを事前に遮断してくれます。OKXを装った偽メールに反応することなく、常に正しい情報を確認できるでしょう。

ゼロカットを採用している

OKXを利用するメリットとして、ゼロカットシステムを採用している点が挙げられます。

ゼロカットシステムとは、取引中に価格の暴落で口座残高がマイナスになってしまっても、自動的に0に戻してくれるシステムです。対応が遅れて損失が発生しても、OKXの運営側が補填してくれるため、安心して取引が可能です。

OKXでは、最大125倍までレバレッジを効かせた取引ができるため、ゼロカットシステムと相性がいいです。海外取引所の中にはゼロカットシステムが採用されていないケースも多く、マイナス分は追証として支払う必要があります。

ゼロカットシステムを採用しているOKXなら、追証のリスクをなくして、安定したトレードを実現できるでしょう。

すぐに口座開設が可能

OKXを利用するメリットとして、すぐに口座開設できる点があります。

OKXの口座は、メールアドレスと携帯電話のみで開設が可能です。OKXには様々なセキュリティ設定が用意されているものの、口座開設後すぐには登録する必要はありません、

OKXの口座開設に費用は一切必要なく、必要書類の準備も不要です。必要書類や手続きが簡素なことから、初めて仮想通貨取引所の口座開設を実施する人でも安心です。

さらに、OKXではスマホアプリも提供しています。Webサイト上だけではなく、スマホアプリからでも口座開設が可能です。スマホアプリを利用すれば隙間時間で口座開設を進められるため、時間がない人にも最適です。

OKXの口座は5分あれば開設できるため、気になる人はぜひチェックしてみてください。

OKXの悪い評判やデメリット

OKXの悪い評判やデメリットは、以下の通りです。

それぞれ順に解説します。

日本語に未対応

2023年4月時点では、OKXは日本語に対応していません。

OKXの公式HPは基本的に英語で構成されているため、国内取引所に慣れている場合は注意が必要です。

また、トレード画面も日本語以外の言語が表示されるため、事前に画面内の内容を把握してきましょう。

ただし、OKXは近々日本語に対応すると発表されています。HPとトレード画面も日本語表示されるようになります。OKXで取引を考えている場合は、あらかじめ口座解説しておくと良いでしょう。

日本円の直接入金には未対応

OKXのデメリットとして、日本円の直接入金に対応していない点が挙げられます。

OKXは日本円による入金に対応していないため、ウォレットへ直接JPYの入金はできません。国内取引所にて日本円のみでやり取りをしている場合は注意しましょう。

ただし、必ずしも日本円が入金できないわけではありません。別の方法を活用すれば日本円を利用して入金が可能です。OKXで日本円を利用して入金する方法は以下の通りです。

自身の利用しやすい方法を選択して日本円で入金を行いましょう。

ロスカット率は110%

OKXのロスカット率は110%となる点もデメリットの一つです。

ロスカットとは、一定以上の損失が発生すると自動的にポジションが決済される機能を指します。ロスカットが発生する基準は証拠金維持率によって決められており、取引所によって数値は異なります。

OKXの証拠金維持率は110%以下に設定されているため、損失が下回ってしまうと自動的に決済が発生します。他の取引所では証拠金維持率を50%〜100%程度で設定しているケースが多いため、OKXは基準が高いと言えるでしょう。

ロスカットは損失を広げすぎない機能として活用できるものの、強制的にポジションが決済されてしまうのはデメリットです。レバレッジの倍率が高いほどロスカットが発生しやすいため、高すぎるレバレッジでの取引はやめておきましょう。

OKXが向いている人・向いていない人

ここでは、OKXは向いている人・向いていない人について解説します。これからOKXの口座開設を検討している場合は、ぜひ参考にしてください。

OKXが向いている人

OKXが向いている人は、以下の通りです。

OKXは他の取引所にはないアルトコインや取引量の多い環境で取引資たい人におすすめです。

OKXには350種類以上の仮想通貨を取り扱っており、他の取引所には上場していないアルトコインが豊富に存在します。これから人気を集める通貨も豊富に存在するため、今後伸びる可能性のある通貨を事前に購入が可能です。

また、OKXは非常に取引量の多い取引所です。流動的な取引所でコストを抑えて取引したいなら、最適な環境と言えるでしょう。

OKXは独自トークンの発行や24時間サポートなど、様々な手厚いサービスを提供している点も特徴です。求めている内容が自身とマッチする場合は、OKXの口座を解説してみてください。

OKXが向いていない人

OKXが向いていない人は、以下の通りです。

OKXは2023年3月時点で日本語対応していないため、かんん前日本語対応の取引所を利用したい人は注意が必要です。

日本円の直接入金や証拠金維持率が低い取引所を希望している場合は、向いていないケースが多いです。

ただし、OKXは今後日本語に対応すると公表しているため、先に口座を開設して使い心地をチェックしておくのも良いでしょう。

OKXの登録方法

OKXの登録方法（口座開設方法）を以下3つに分けて解説します。

これからOKXの口座開設を検討している場合は、ぜひチェックしてみてください。

口座開設・登録方法

OKXの公式サイトから「OKXを試す」を選択します。

新規登録ページから電話もしくはメールアドレスを入力し、セキュリティ認証メールを受け取ります。

セキュリティ認証メールが届くと「sign up」ボタンが表示されるため、画面の指示通りに選択して、OKボタンを押下します。

最後にSMSにて認証コードが届くため、6桁の番号を入力すれば登録完了です。

本人確認設定

OKXの本人確認設定は2段階で行えます。

OKXの公式サイトからマイページにログインし「Verification」を選択しましょう。

認証方法は、個人認証と本人確認認証の2つが用意されています。個人認証では、国籍や認証情報の入力が求められます。

本人確認認証では、書類と顔認証を実施します。あらかじめ運転免許証やパスポートを用意しておくと安心です、

セキュリティ設定

OKXでは、セキュリティ設定にも力を入れています。OKXが提供しているセキュリティ設定方法は、以下の4つです。

それぞれOKXのマイページ上にある「security」から設定が可能です。電話番号とGoogleアカウントがあれば手続きできるため、各種情報をすぐに提示できるように用意しておきましょう。

OKXの評判・口コミまとめ

以上、OKXの基本情報から特徴、良い評判やメリット・デメリットを解説しました。

OKXは2023年4月時点で世界200カ国でサービスを提供しており、取引量は全世界で3位を誇ります。取引高は世界トップクラスとなるため、高い流動性でトレードを進められます。

さらに、近年中に日本語対応することも公表されています。スマホやPCから数分で口座開設できるため、気になる人はぜひチェックしてみてください。