ビットフライヤーFXは黒マチャート(わくわく黒まランド)に対応しているので導入していたんですが、これが使いやすいんですよ。
チャートはサクサク動くし、出来高やインジの表示もかなり見やすく研究されて作られている印象です。
そんな優秀な黒マチャートがBitMEXに対応したというではないか!
BitMEX(ビットメックス)で黒マチャートをどのように使うことが出来るか、まとめてみました。
BitMEXのビットコインFXトレードで黒マチャートを使うことで勝率は必ず上がると思います。
これはパソコン画面のスクリーンショットです。私はこのように、黒マチャート・BitMEXトレード画面・イナゴフフライヤーを一画面で表示して使います。このトレード方法も解説します。
関連記事 BitMEX(ビットメックス)の基本的な使い方はこちらでまとめています。
黒マチャート(わくわく黒まランド)とは?導入方法
只今クロマチャートは休止中です。代替案としてbfチャートのみならcryptowat.ch、BitMEXとbitfinex並列ならDECO CHARTが便利です。
@kuromachartさんが開発しているリアルタイム性を重視したゼロレイテンシーチャートツールです。なんと後にbitFlyerの公式チャートにも「LightChart」として採用されました。
引用元
大人の事情から?わくわく黒まランド (黒マチャート)という名前に改名したらしいですが詳しいことは知りません。
黒マチャートの公式サイト(わくわく黒まランド)はこちら
わくわく黒まランド
このように、bitFlyer、BitMEX、bitfinex、coincheckのチャートを同一画面で1~6つマルチ表示し、遅延なく表示することができるようになりました。
Bitfinexとチャートを並べて表示できるところがかなりポイントが高いです。
ビットコインの価格が大きく動くときはBitMEXかBitfinexかbitflyerから始まることが多いからです。
また、BitMEXかBitfinexの大口トレーダーによる見せ板の出現にも気づくことができます。
表示できるチャートは、BitMEX、bitFlyer、コインチェック、bitfinex、coinbase、Binance(バイナンス)、hitBTCです。まだ増えそうなスピード感。
取引所によりBTC現物・BTC先物・ETH・BCHにも対応しています。
BitMEXやbitFlyer、bitfinexの他に、現物価格の正確さに定評のあるBinance(バイナンス)も追加されましたね。
アクセスが増大しているときには、メンテナンスモードになりアクセス制限がかかるときがあります。無料で提供してくださっているので仕方ないです。有料版がリリースされるかもという計画もあるそうです。
黒まチャートはスマホからでも使える
スマホからでもマルチ表示に対応はしていませんが問題なく使えます。スマホでも表示が早く軽いのがメリットですね。アプリはないのでブラウザで直接アクセスしましょう。
関連記事 【BitMEX(ビットメックス)スマホアプリ】使い方と便利な自動ログイン機能の登録方法
黒まチャートにモニタリングページが追加
わくわく黒まランドに、「モニタリング」というページが追加されていました。
約定履歴を元にした四本値や取引ボリューム「秒間約定取引数」や、取引所別のリアルタイムな出来高ランキング「取引量ランキング」を見ることができるようになりました。
黒マチャートでBitMEXチャートを表示する方法
黒マチャートトップページにあるこのメニューアイコンをクリックすることで、取引所と銘柄を選択することができます。
この中から「BitMEX」を選択するとチャートが表示されます。
黒マチャートを全画面で表示するにはチャート右上のこのアイコンをクリックします。
全画面表示を解除するには右上のアイコンをクリックするか、キーボード上の「ESC(エスケープ)」を押しましょう。
黒マチャートの見方と使い方
黒マチャートの見方
黒マチャートの見方をbitFlyer JPY/BTCを例に説明します。
取引所と銘柄 | bitFlyerやBitMEX、bitfinex取引所名と銘柄を判別します。 |
---|---|
時間足 | 1分足から週足まで細かく見ることが出来ます。 |
直近の高値/安値 | 表示期間内の最高値と最安値は数字が表示されます。 |
デプスチャート(board) | 売りと買いの勢いを視覚的にみられます。(bitFlyerのみ?) |
出来高 | グラフの長さが出来高ボリュームを表します。 |
遅延ランプ | 普段は緑ですが遅延が発生すると黄色になり知らせてくれます。 |
黒マチャートの設定
チャート右上の歯車アイコン「設定」をクリックすると設定メニューが表示されます。
Board | デプスチャートを表示/非表示(bitFlyerのみ) |
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Grouping | デプスチャートの厚さを調節(グループ化)できます(bitFlyerのみ) |
注文・建玉表示 | (bitFlyerのみ) |
Limit Scrolling | チャートの現在時間より先に右スクロールしないようにする |
HiDPI/Retina | 高解像度表示にするかしないか |
Power Save | 省エネモード? |
黒マチャートのインジケーター(オーバーレイ)使い方
チャート右上の歯車アイコン「設定」をクリックするとインジケーター(オーバーレイ)メニューが表示されます。
以下のインジケータ(オーバーレイ)が使えます。
- SMA
- EMA
- Palabolic Bands
- Bollinger Bands
- Chandelir Exit
- Ichimoku
SMA(単純移動平均線)
SMA(単純移動平均線)は過去の一定期間における終値の平均値から算出され、SMAの短期と長期の2本の線の位置関係によってトレンドを分析します。
設定期間を変更できます。
EMA(指数移動平均線)
EMA(指数移動平均線)はSMAよりも直近の値動きを算出した指標で、SMAと基本的には同じ使い方です。
Palabolic Bands(パラボリック)
Parabolic SAR(パラボリック)はトレンドの転換点を調べる逆張り指標です。
SAR(ストップ&リバースポイント)という放物線のようなラインがチャートの上下切り替わる時が売買ポイントとなります。
Parabolic SARの詳しい使い方
Bollinger Bands(ボリンジャーバンド)
移動平均線の上下に標準偏差ラインを引き、チャートがこの範囲で推移するという正規分布の考え方で売買ポイントを判断します。
ボリンジャーバンドの詳しい使い方
Chandelir Exit(シャンデリア・システム)
ストップロスのタイミングを図る指標です。ラインとチャートがぶつかるところがトレンドの転換点とされています。
Ichimoku(一目均衡表)
一目均衡表は価格の他に「時間」も重視し、価格とともにいつ相場が変化するのかを導き出した指標です。
Ichimoku(一目均衡表)の詳しい使い方
黒マチャートといなごフライヤーを表示する方法
今のところ、GoogleChromeブラウザで分割表示して使うことがやっぱり無難かなと思います。
冒頭でもチラっと載せましたが、私はこのように、一画面の中に黒マチャート・BitMEXトレード画面・イナゴフフライヤーをまとめて表示して使います。
このように分割して表示することはGooglechromeの拡張プラグイン「TabResize」で簡単に実現できます。
APIを読み込んで取引所のオーダーも直接出せるようになればいいのですが、もしかしたら近い将来そういうサービスも出てくるかもしれませんね。
「TabResize」をインストールしてイナゴフライヤー(いなごFlyer)と取引所チャートを分割表示してトレードする方法はこちらの記事でやり方を解説していますので、同じように画面分割して使ってみたい方は参考にしてみてください。
考えられるトレード手法
先にも書きましたが、BitfinexとBitMEX(ビットメックス)のチャートを並べて表示できるところがかなりポイントが高いです。
ビットコイン価格が膠着しており、次に大きくビットコイン価格が動くとき(大口が仕掛けてくるとき)、ほぼ必ずその値動きの初動はBitfinexかBitMEXで起こります。
その初動をとらえていち早くその方向に注文を入れる、という方法が考えられます。
上のチャートでは、結局その後ダマシになって全戻ししてました。
ご存じのように、BitMEX(ビットメックス)では成行注文のテイカー手数料が高いですから、なるべく指値注文でエントリーしたいですよね。
なるべく指値注文で素早く約定させる方法としては、BitMEXチャートに現れた指値注文をドラッグ&ドロップして現在価格に近付けるのがあります。※現在価格にぶつけると成行約定します
関連記事 BitMEX(ビットメックス)のオーダー方法(注文方法)についてはこちらに詳しく書いています。
クロマチャート休止中はDECO CHARTで代替案
DECO CHARTというのは、DECOBOARDの開発者様が作っているゼロレイテンシチャートツールです。
クロマチャートの代替ツールとしてひそかに期待されています。
bfチャートのみならcryptowat.chを表示するだけで充分補うことができると思いますが、BitMEXやbitfinex チャートを並列表示したいう場合には便利だと思います。
ちなみに、クロマチャートのようにブラウザで開く形式ではなく、パソコンにインストールして使います。
クロマチャートが使えず不便な思いをしている方は、無料なので試してみては。
DECO BOARDでオーダーブックも表示すればなお使いやすいと思います。(DECOCHARTだけでできるようになりました)
まとめ
黒マチャート(わくわく黒まランド)でBitMEX(ビットメックス)を表示してinagoフライヤーと連動させてトレードする方法をまとめてみましたがいかがでしたか?
チャートの読み込みが速くスキャルピングにうってつけなクロマチャートですが、最近はアクセスの増大により一時的にアクセス制限をかけることもあるようです。
開発者さんの善意で無料で使えるうちは仕方ないことです。
今後有料プランを提供するとかしないとか噂もあるので、その時にまた追記しようと思います。
今使えるツールはとことん使ってトレードの勝率を高めていきましょう。
関連記事 BitMEX(ビットメックス)で他のテクニカルツールを使ったトレード方法もご紹介しています。
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