暗号通貨で電子マネーチャージができると期待された日本国内取引所DeCurret(ディーカレット)の使い方についてまとめていた記事でしたが、アンバー・グループの日本法人アンバー・ジャパンに買収されたことにより2022年9月22日「WhaleFin(ホエールフィン)」となりました。
今後のサービス展開に期待です。
WhaleFin(ホエールフィン)の特徴
取引所名 | WhaleFin(ホエールフィン) |
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運営会社 | Amber Japan株式会社 |
所在地 | 東京都目黒区下目黒1-8-1 アルコタワー7階 |
設立 | 2018年1月10日 |
資本金 | 5,439,321,641円(資本準備金を含む) |
暗号資産交換業登録 | 関東財務局長 第00016号 |
社長 | 李 依錦(Li Yijin) |
公式サイトによると、WhaleFin(ホエールフィン)は、個人向けの Amber Groupの主力デジタル資産プラットフォームです。
機関および消費者市場における Amber の深い専門知識で構築されたオールインワンプラットフォームであり、あらゆる経験レベルの顧客にとって素晴らしいデジタル資産ゲートウェイとして機能するとのことです。
WhaleFin(ホエールフィン)の取り扱い銘柄
旧DeCurretでは、現物販売所でのみ取引が可能でした。
取扱銘柄は以下の5銘柄です。
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- XRP(リップル)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
- LTC(ライトコイン)
アルトコインはBTCペアでのトレードもできます。
WhaleFin(ホエールフィン)の暗号通貨で電子マネーチャージ使い方
旧Decurretの独自サービス「暗号通貨で電子マネーチャージ」は複数の電子マネーに対応していました。
電子マネーにチャージできる暗号通貨(仮想通貨)はビットコインだけでなくアルトコインにも対応しています。日本円からの電子マネーチャージは出来ません。
メンテナンス時間(毎日23:50~24:00、毎週土曜日5:55~9:00、毎月第4日曜日23:25~翌日9:00)以外ならいつでも換金できるとのことでいつでも利用できて便利そうです。
チャージできる電子マネーの種類
「暗号通貨で電子マネーチャージ」は以下の種類の電子マネーが利用できます。
- 楽天Edy(電子マネーギフトサービス)、
- nanaco(電子マネーギフトサービス)、
- au PAY プリペイドカード
※電子マネーギフトサービスは、ギフトIDを登録(交換)することで、電子マネー等で受け取ることができます。
WhaleFin(ホエールフィン)の手数料
※旧ディーカレットの情報です。
現物取引(販売所)手数料
取引手数料 | スプレッド手数料のみ※購入レートと売却レートとの差額 |
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仮想通貨送金手数料
送金手数料 | |
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BTC | 0.0004BTC |
ETH | 通常0.0021ETH |
XRP | 0.01XRP |
BCH | 0.0002BCH |
LTC | 0.001LTC |
電子マネーチャージ取引手数料
1回あたりのチャージに以下の手数料がかかります。
3,000円以上 | ※スプレッド手数料のみ |
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3,000円未満 | 110円相当額+スプレッド |
円出金手数料
出金 | 275円(税込)/回 |
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WhaleFin(ホエールフィン)のスプレッド比較
旧DeCurret現物販売所の実際のスプレッドを他の大手取引所と比較して見ました。
※旧ディーカレットの情報です。
ビットフライヤーとGMOコイン価格を同時刻に比較
以下の画像では、ビットフライヤー、ディーカレット、GMOコイン、bitbankのビットコイン販売所スプレッドを同時刻スクリーンショットを取って並べたものです。
Decurretは購入レートと売却レートが併記されておりユーザーにやさしいUIになっていますね。
bitFlyer | 買5,122,739円 | 売4,726,808円 | スプレッド 395,931円(約8%) |
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Decurret | 買4,986,432円 | 売4,867,893円 | スプレッド 118,539円(約2.4%) |
GMOコイン(販売所) | 買5,028,996円 | 売4,831,780円 | スプレッド 197,216円(約4%) |
GMOコイン(FX) | 買4,901,724円 | 売4,891,496円 | スプレッド 10,228円(0.2約%) |
bitbank | 買5,010,029円 | 売4,861,948円 | スプレッド 148,081円(約3%) |
という結果になりました。
ディーカレットの現物販売所スプレッドは悪くない
ディーカレットの現物販売所スプレッド「約2.4%」という値は、ビットフライヤー(約8%)・GMOコイン(約4%)・bitbank(約3%)の販売所スプよりは狭いことが分かったので、悪くはないといった感じです。
ただ、ビットフライヤー・GMOコイン・bitbankには現物板取引所があるのでスプレッドなしで購入することもできます。
電子マネーにチャージする時もこのスプレッド水準で換金ということになるでしょうから、利便性を考えると、約2.4%というのは許容できるスプレッドだと思います。
WhaleFin(ホエールフィン)の登録方法(口座開設)
旧DeCurretの登録は「スマホで本人確認(eKYC)」に対応しているので最短翌日に完了できました。
まずはメールのみでゲスト登録する
まずはメールアドレスのみでゲスト登録し、ログイン後「スマホで本人確認(eKYC)」をすることで取引サービスを利用することができます。
スマホで本人確認で最短翌日に取引可能
申込フォームで「スマートフォンで写真撮影(eKYC)」を選択すると、有効期限付きURLが発行され、DeCurretアプリから専用サイト上で運転免許証など本人確認書類を写真撮影をすることで最短翌日に口座開設が完了できます。
※郵送での本人確認も選択できます
登録に必要な本人確認書類
本人確認書類は、登録情報(氏名、生年月日、現住所)と一致していることが確認できる以下有効期限内のもの2点
※2020年3月以降発行の新パスポートは住所記載がないため現在受付不可
- 海外居住
- 米国籍、外国PEPs等
- 20歳未満または75歳以上
- 暗号資産交換業者に勤務している方
- 反社会的勢力
WhaleFin(ホエールフィン)のまとめ
※旧ディーカレットの情報です。
暗号通貨で電子マネーチャージという個性的なサービスを見たところ、換金額の約2.4%のスプレッド(実質的な手数料)がかかることが分かりました。
楽天Edyやnanacoのギフトサービスでチャージできるだけですが、最も多くの店舗で使えるSuicaやICOCAなどの交通系電子マネーにチャージできるともっと利用機会が増えそうですね。
機会があれば是非使ってみてください。
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