コインチェック(Coincheck)は、仮想通貨を500円程度から購入できる国内の大手暗号資産(仮想通貨)取引所です。
気軽に始められるため初心者を中心に人気を集めていますが、以下のような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
- コインチェックの販売所と取引所のちがいがよくわからない
- 「取引所」の使い方がいまいちわからない
- スマホアプリからの取引方法がわからない
そこで本記事では、コインチェックの使い方について以下の項目を中心にわかりやすく解説します。
- 販売所と取引所のちがい
- 日本円の入金方法
- 暗号資産の買い方、送金、受取方法
スマホアプリとブラウザ両方からの手順を紹介しますので、初心者の方も本記事を参考にすればスムーズに取引できます。
- コインチェック(Coincheck)の基本情報
- コインチェック(Coincheck)に口座開設する
- コインチェック(Coincheck)の口座に日本円を入金する方法
- コインチェック(Coincheck)の販売所と取引所の違い
- コインチェック(Coincheck)で取引する前に知っておきたい基本知識
- コインチェック(Coincheck)アプリから暗号資産を購入する方法
- コインチェック(Coincheck)ブラウザから暗号資産を購入する方法
- コインチェック(Coincheck)アプリからの暗号資産送金・受取方法
- コインチェック(Coincheck)ブラウザからの暗号資産送金・受取方法
- コインチェック(Coincheck)の使い方まとめ
コインチェック(Coincheck)の基本情報
コインチェック(Coincheck)は金融庁から登録を受けた暗号資産交換業者(暗号資産取引所)です。
おもに暗号資産の購入、売買、送金を行うことができるほか、暗号資産の積み立てや、ガス・電気料金の決済サービスなどさまざまな事業を展開しています。
取引所名 | コインチェック(Coincheck) |
---|---|
運営 | コインチェック株式会社 |
親会社 | マネックスグループ株式会社(東証一部上場) |
設立 | 2012年8月28日(旧レジュプレス株式会社) ※暗号資産取引サービスは2014年8月から |
代表取締役 | 蓮尾 聡 |
資本金 | 385百万円 |
住所 | 〒150-0044 東京都渋谷区円山町3-6 E・スペースタワー12F |
サービス内容 |
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対応デバイス |
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※レバレッジ取引は2020年3月13日にサービス終了
2022年度上半期のアプリダウンロード数は520万件を突破し、4回目の国内No.1を記録。着々とユーザー数を増やしています。
取扱い通貨数について
コインチェックで取扱いがある通貨は17種類です。
ビットコインやイーサリアム、リップルといったメジャーなコインから、NFTゲームで利用できるサンドまで幅広い銘柄がそろっています。
販売所 |
※1 イーサリアムクラシック(ETC)は販売所 |
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取引所 |
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暗号資産の取引にかかる手数料
暗号資産の売買に関わる手数料は以下の通りです。
販売所 | ・手数料相当額(スプレッド)0.1〜5.0% ※価格の急変時や市場の流動性などにより 上記以上にかかる場合あり |
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取引所 | ・無料 ※ETCのみMaker:0.050 %Taker:0.100 % |
スプレッドやMaker・Takerの詳細については後述します。
暗号資産の送金にかかる手数料
他の暗号資産取引所やウォレットへの送金手数料はこちらです。
※コインチェックユーザー間の送金手数料に関しては無料となっています。
BTC | 0.0005BTC(変動手数料制) |
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ETH | 0.005 ETH |
ETC | 0.01 ETC |
LSK | 0.1 LSK |
XRP | 0.15 XRP |
XEM | 0.5 XEM |
LTC | 0.001 LTC |
BCH | 0.001 BCH |
MONA | 0.001 MONA |
XLM | 0.01 XLM |
QTUM | 0.01 QTUM |
BAT | 63.0 BAT(変動手数料制) |
IOST | 1.0 IOST |
ENJ | 30.0 ENJ(変動手数料制) |
OMG | 11.0 OMG(変動手数料制) |
PLT | 139.0 PLT(変動手数料制) |
SAND | 21.0 SAND(変動手数料制) |
XYM | 1.0 XYM |
日本円の入出金手数料
日本円の入出金手数料は次の通りです。
銀行振込 | 無料(振込手数料は利用者負担) |
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コンビニ入金 (停止中) |
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クイック入金 (停止中) |
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日本円の出金 | 407円 |
コンビニ入金およびクイック入金は2022年7月13日より停止しています。
コインチェック(Coincheck)に口座開設する
コインチェックで暗号資産の取引を行うには、口座開設と会員登録が必要です。
まだコインチェックに口座開設をしていない方は、公式サイトまたはアプリをダウンロードして手続きを行ってください。
口座開設手続きは、10分〜30分程度で完了します。
本人確認書類が必要になりますので、以下を参考に準備しておきましょう。
本人確認では顔の写真撮影も行います。身だしなみをある程度整えておくと安心です。
コインチェック(Coincheck)の口座に日本円を入金する方法
口座開設が完了したら、暗号資産を購入するための資金(日本円)を入金しましょう。
コインチェックに開設される口座は「GMOあおぞらネット銀行」と「住信SBIネット銀行」の2つです。どちらかの口座に日本円を入金するとコインチェックに反映されます。
入金方法は以下の3種類です。
- 銀行振込
- コンビニ入金(2022年7月13日~停止中)
- クイック入金(2022年7月13日~停止中)
コンビニ入金およびクイック入金は2022年8月現在においても停止中です。銀行振込で入金を行ってください。
「全国銀行資金決済ネットワーク」のモアタイムシステムに加盟している銀行からであれば、24時間365日いつでも振込手続きが可能です。(年末年始などを除く平常時)
振込手数料無料で手続きしたい方は「GMOあおぞらネット銀行」もしくは「住信SBIネット銀行」を利用しましょう。
同一銀行間の振込の場合は、手数料無料で手続きできます。この機会にどちらかで口座を作っておくと、今後の手数料を節約できるのでおすすめです。
スマートフォンのアプリから日本円を入金する手順
まずは、スマートフォンのアプリから入金する方法を紹介します。以下の手順で進めてください。
1.アプリを開いて下段に並ぶメニューから「ウォレット」を選択し「日本円」をタップします。
2.「入金」をタップします。
3.「GMOあおぞらネット銀行」「住信SBIネット銀行」どちらか希望するほうをタップします。
4.口座情報をメモまたはコピーします。
※GMOあおぞらネット銀行を選択した場合、下記の画面が表示されます。
赤枠部分のマークをタップすると口座情報のコピーが可能です。
※住信SBIネット銀行を選択した場合は下記の画面が表示されます。同じく赤枠のマークをタップすると口座情報のコピーが可能です。
振込人名義は「ユーザーID+名前」にする必要があります。
5.コピーした口座宛に、銀行から振込みを行いましょう。
6.入金の反映は、メニュー「ウォレット」の「日本円」から確認できます。
画面下にある「入出金履歴」に反映されます。
モアタイムシステムに加盟している銀行からの振込であれば、早いと10分程度でコインチェックの口座に反映されます。その他の銀行からは翌日以降の反映が目安です。
ブラウザから日本円を入金する手順
続いて、ブラウザからの日本円入金手順を紹介します。
1.コインチェック公式サイトにアクセスし、「ログイン」から「取引アカウント」を選択しましょう。
ID、パスワード、2段階認証と、画面にそって入力を進めてください。
2.アカウントトップ画面のメニューから「日本円の入金」をクリックします。
3.「GMOあおぞらネット銀行」か「住信SBIネット銀行」のどちらかを選択してください。
4.口座情報のメモやコピーをしておきます。
※GMOあおぞらネット銀行の場合は下記の画面です。
※住信SBIネット銀行の場合は以下の画面です。振込人名義は「ID+名前」になります。
5.コピーした口座宛に、銀行から振込みを行います。
6.入金されているか「銀行振込履歴」から確認しましょう。
左側にあるメニューの「日本円の入金」をクリックし、下にスクロールすると表示されます。
スマホアプリからの入金と同じように、モアタイムシステムに加盟している銀行からの振込であれば早いと10分程度で反映されます。その他銀行からの場合は翌日以降の反映です。
コインチェック(Coincheck)の販売所と取引所の違い
日本円の入金が完了したら、暗号資産の購入ができるようになります。コインチェックでは、販売所および取引所からの暗号資産取引が可能です。
両者の違いを簡単に説明すると、
- 販売所はコインチェック(業者)とユーザーが暗号資産を取引する場所
- 取引所はユーザー同士が暗号資産を取引する場所
このようになります。
「販売所」での取引は、スプレッドと呼ばれる売買差額(実質手数料)が発生します。そのかわり、自分の好きなタイミング・求める価格で確実に取引ができます。
「取引所」は暗号資産を売りたいユーザーと買いたいユーザーの間で取引が行われます。お互いの希望価格がマッチすると取引が成立するため、売買差額(スプレッド)は生じません。
そのかわり、自分の好きなタイミング・求める価格で取引できなかったり、取引成立まで時間がかかる場合があります。
販売所・取引所それぞれの特徴を理解して利用することが大切です。
暗号資産取引経験者の間では「取引所」を利用するのが主流です。
ただ、初心者の場合は最初から取引所を利用するのはハードルが高いのも事実でしょう。最初の数回は販売所で少額から取引を始め、慣れてきたら取引所を使ってみるのも一つの方法です。
販売所のスプレッドについて
スプレッドは、購入価格(ASK)と売却価格(BID)の差額のことを指します。コインチェックのスプレッドの幅はこちらです。
ただし、公式サイトには「価格の急変時や市場の流動性などにより、上記を超える手数料相当額を含んだ売買価格になる可能性がある」ことが明記されています。
実際の画面を見ながらスプレッドの実態を見ていきましょう。
【例】1BTC(ビットコイン)を売買する場合
左側の画面が購入価格(ASK)で、1BTCは3,005,800円です。右側の画面が同時刻の売却価格(BID)で、1BTCは2,829,300円となっています。
購入価格(ASK)と売却価格(BID)の差額は176,500円ですので、スプレッドは約6%です。
金額が大きすぎてイメージがつかみにくいかもしれませんので、BTCを30,000円程度で購入する場合のスプレッドも見てみます。
0.01BTCの購入価格(ASK)は30,200円、売却価格(BID)は28,393円ですので、差額は1,807円です。スプレッドに換算すると今回も約6%でした。
数百万円単位の取引と比べると「まあ、これくらいで確実に取引できるなら・・・」と錯覚してしまいそうですが、購入価格が大きくなるほどスプレッドの影響も大きくなります。
スプレッドは業者を利用する際の仲介手数料のような位置づけであり、コインチェック以外の販売所でも必ずかかります。
「見えない手数料」とも呼ばれていることから、知らないまま取引を続けると損してしまうことは覚えておきましょう。
取引所の手数料は無料
取引所の手数料は基本的に無料です。
Maker 手数料 | BTC: 0.000 % ETC: 0.050 %(※) MONA: 0.000 % PLT: 0.000 % |
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Taker 手数料 | BTC: 0.000 % ETC: 0.100 %(※) MONA: 0.000 % PLT: 0.000 % |
(※)イーサリアムクラシック(ETC)のみ若干かかります。
Makerとは?
「この価格で売ります」「この価格で買います」と注文を出した人のことです。価格をMake(作る)する人、と考えるとわかりやすいです。
Takerとは?
注文板に並んでいる価格から「この価格で買ってもいいよ」と購入した人のことです。注文板からTake(持っていく)する人と考えましょう。
こちらの記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
コインチェック(Coincheck)で取引する前に知っておきたい基本知識
暗号資産の取引を進めるなかで、初心者が迷いやすい項目についてまとめました。
最初は「どういう意味だろう?」と難しく感じることも多くありますが、少しづつ覚えていくと取引が楽しくなってきます。
現物取引とは
暗号資産を購入したり、保有している暗号資産を売却したりすることを指します。
暗号資産はデジタル通貨なので現物がなくわかりにくいですが「自分の持っている資産(暗号資産)の範囲内で取引する」と理解しておくとよいでしょう。
板取引とは
取引所を利用する際に表示される「買い板/売り板」の一覧表を元に取引することをいいます。
暗号資産を「売りたい人」と「買いたい人」でお互いの希望価格がマッチすると取引が成立します。
指値注文とは
取引所において、暗号資産の売買価格を自分で指定して取引することです。
例えば、ビットコインの価格が30万円の時に「20万円以下になったら買い」「30万円以上になったら売り」と注文しておくと、条件にあわせて自動的に取引が成立します。
チャートの確認方法
コインチェックで取扱いのある暗号資産のレートの値動きを通貨ごとに確認できます。
スマホアプリでチャートを見る
コインチェックのアプリにログインすると、トップ画面にBTC(ビットコイン)のチャートが表示されています。1時間~1年間の値動きを見ることが可能です。
チャートを見たい通貨を選択して確認してください。
下記の赤枠部分をタップすると、ロウソク足チャートへの切り替えもできます。
見たい通貨を選択して確認してください。
ブラウザでチャートを見る
コインチェックのアカウントにログインし、メニューの「チャート」をクリックすると表示されます。
スマホアプリと同様に、通貨ごとに確認できるようになっています。
赤枠からチャートの切り替えも可能です。
チャートについて深く勉強したい方は以下の記事を参考にしてください。
コインチェック(Coincheck)アプリから暗号資産を購入する方法
コインチェックでは、販売所・取引所ともにスマホアプリから取引が可能です。
「アプリからは取引所の利用ができない」という情報も見かけますが、実際は「入り口」を知っていれば問題なく利用できます。
販売所、取引所それぞれの使い方を順番に解説します。
販売所で暗号資産を購入する方法
販売所からは簡単に通貨を購入できますので、以下の手順にそってやってみてください。
1.アプリを開き、メニューの「販売所」から買いたい通貨を選択し「購入」をタップします。ここではビットコイン(BTC)を選択しています。
2.希望する金額を日本円で入力し「日本円でBTCを購入」をタップします。
3.内容に間違いがなければ「購入」をタップしてください。
4.購入が完了しました。「ウォレットを確認」をタップすると履歴を確認できます。
5.メニューの「取引履歴」からは取引詳細の確認が可能です。
取引所で暗号資産を購入する方法
続いて、取引所で通貨を購入する手順を紹介します。
1.アプリにログインし、アカウントをタップします。
2.下のほうにスクロールし「FAQ/問い合わせ」を選択してください。
3.一番下までスクロールして「ビットコイン取引所」をタップします。
ここが取引所の入り口です。
4.下にスクロールしていくと「現物取引」の入力画面が出てきます。
取引所で取り扱いのある4種類から購入したい通貨を選択してください。
ここでは、MONAコインを例に説明を進めます。
5.希望する「レート」「注文量」を入力して「注文する」をタップします。
※レートは「現物取引」画面より少し上にスクロールすると確認できます。
レートはこのように表示されています。
6.売り板のレートで注文した場合は、すぐに約定(取引成立)します。
自分の希望する価格で注文した場合は、市場の状況やレートにより約定するまで時間がかかることがあります。
板に注文が掲載されますので、取引成立を待ちましょう。
※下記のように「未約定の注文」の表示はあるものの、クリックすると空欄が表示されます。
7. メニューの「取引履歴」から履歴を確認できます。
売り板に並んでいるレートを選択して購入したので「Taker(注文板から持っていく人)」となっていますね。
コインチェック(Coincheck)ブラウザから暗号資産を購入する方法
ここからは、ブラウザからの暗号資産購入手順を解説していきます。
ブラウザは左側にメニュー欄が表示されますので、希望する項目を選んで操作してください。視覚的にもとてもわかりやすいため、すぐに使いこなせるようになります。
販売所で暗号資産を購入する方法
販売所で暗号資産を購入する手順はこちらです。
1.コインチェックにログインし、「販売所(購入)」をクリックしてください。
2.①買いたい通貨を選択し、②数量を入力します。
日本円で金額が表示されるので、確認して③「購入する」をクリックしてください。
画面上部に④「○○JPYで購入します。よろしいですか?」と表示されるので、OKをクリックして購入完了です。
3.購入履歴は「販売所(購入)」の下部にある「コインの購入履歴」から見ることができます。
取引所で暗号資産を購入する方法
続いて、取引所で通貨を購入する手順を紹介します。
1.コインチェックにログインすると、ホーム画面が取引所として利用できるようになっています。「現物取引」の入力欄に必要事項を入れていきましょう。
①買いたい通貨を選択し、②「レート」と③「注文量」を入力します。注文板の数字をクリックすると②「レート」欄に自動反映されます。
最後に④「注文する」をクリックして完了です。
2.取引履歴や未約定の注文はホーム画面の下段にある約定履歴から確認できます。
取引が成立した注文履歴の詳細は「約定履歴」で確認します。
未約定の注文であれば、キャンセルが可能です。表示されているキャンセルボタンをクリックしましょう。
コインチェック(Coincheck)アプリからの暗号資産送金・受取方法
続いて、スマホアプリから暗号資産を送金する方法と、受取る方法を紹介します。
「暗号資産の送金」とは、コインチェックから他の取引所やウォレットに暗号資産を移動することです。
「受取」はその逆で、他の暗号資産取引所やウォレットからコインチェックに暗号資産を移すことをいいます。
暗号資産の送金手順
まずは、暗号資産の送金方法を紹介します。
1.アプリを開き「ウォレット」を選択します。
2.保有する暗号資産の一覧が表示されるので、送金したい通貨を選びます。ここではBTCを選択しました。
3.「送金」をタップします。
4.「アドレス」を選択して「送金先を追加」をクリックしてください。(すでに登録してある場合はプルダウンで選択できます)
5.「送金先名」と「送金先アドレス」を入力します。
例えば、ビットフライヤーに送金したい場合は、
- 送金先名を「ビットフライヤー」のように後ですぐわかる名称で入力する
- 送金先はビットフライヤーの送金先アドレスをコピー&ペーストする、もしくはQRコードを読み取る
すべて入力したら「追加」をタップしてください。
6.登録携帯電話番号にSMS認証のお知らせが送られてくるので、6桁のコードを入力します。
7.「送金先の追加が完了しました」と表示されます。これで登録完了です。
送金先の「アドレス」がプルダウンで選択できるようになります。
8.続いて「送金先サービス」と「受取人種別」をプルダウンから選択し、希望する「送金額」を入力してください。「¥」マークをタップすると日本円と暗号資産の切り替えができます。
最後に「BTCを送金」をタップします。
全部入力するとこのようになります。
「送金先サービス」のプルダウンについて
- 利用したい送金先が見当たらない場合は「その他」を選択し、入力欄に名称を記載しましょう
- MetaMaskなどの個人のウォレットに送金したい場合も「その他」を選択し、入力欄に「メタマスク」や「個人のウォレット宛」のように記載してください
「受取人種別」のプルダウンについて
- 本人への送金
- 本人以外への送金(個人)※カタカナで氏名の入力必要
- 本人以外への送金(法人)※カタカナで法人名の入力必要
以上から選択してください。
10.2段階認証に移ります。認証アプリを起動し、6桁のコードを入力してください。
11.「送金申請が完了しました」と表示されたら完了です。
宛先へ送金が実施されるまで時間を要する場合があります。取引履歴から確認しましょう。
送金処理前であれば、取引履歴からキャンセルも可能です。
暗号資産の受取手順
次に、他の暗号資産取引所やウォレットから通貨を受取る手順を解説します。
1.アプリを開き「ウォレット」を選択してください。
2.保有する資産が一覧で表示されるので、受取りたい通貨を選びます。ここではBTCを選択しました。
3.BTC残高画面の「受取」をタップ。
4.QRコードとアドレスが表示されます。どちらかを選択し、他の取引所やウォレットから送金手続きを行ってください。
※通貨により注意事項が表示されます。必ず確認して手続きを行いましょう。
【例】イーサリアムの場合
コインチェック(Coincheck)ブラウザからの暗号資産送金・受取方法
次に、ブラウザから通貨を他の暗号資産取引所やウォレットへ送金する方法と、受取る方法を紹介します。
送金には2段階認証の設定が完了している必要があります。まだ手続きを行っていない方は先に済ませましょう。
暗号資産の送金手順
まずは暗号資産の送金手順を紹介します。
1.アカウントにログインし、「暗号資産の送金」をクリック。
2.送金したい通貨を選択し「宛先の追加/編集」をクリックします。(すでに登録済の場合はプルダウンから選択)
3.「宛先追加」をクリック。
4.②「ラベル(名称)」③「宛先(アドレス)」を入力します。(通貨を変更したい場合は①から行えます)
④「SMSを送信」をクリックし登録先の携帯電話に届いた6桁の数字を⑤に入力します。
最後に⑥「追加」をクリックして送金先の宛先登録完了です。
「送金先の宛先」がプルダウンで選択できるようになります。
5.②「送金先の宛先」③「送金先サービス名」④「受取人種別」⑤「送金額」を入力・選択していき、⑥「次へ」をクリックします。
①の通貨も間違いがないか再度確認しておきましょう。送金する通貨によって送金先アドレスが異なりますので、注意してください。
6.申請内容を確認し①2段階認証の6桁の数字を入力。②「下記事項に同意する」にチェックを入れます。
③「申込みを確定する」をクリックして送金申請完了です。
7.送金履歴はアカウントメニュー「暗号資産の送金」から確認できます。宛先へ送金が実施されるまで時間を要する場合があります。
送金処理前であれば「送金履歴」からキャンセルも可能です。
暗号資産の受取手順
続いて、他の暗号資産取引所やウォレットから通貨を受取る方法を紹介します。
1.コインチェックのアカウントにログインし「暗号資産の受取」をクリック。
2.①受取りたい通貨を選択してください。②アドレスをコピーもしくはQRコードを表示させて、他の取引所やウォレットからコインチェックに送金手続きを行いましょう。
3.受取履歴はアカウントメニューの「暗号資産の受取」から確認できます。
コインチェック(Coincheck)の使い方まとめ
本記事では、コインチェックの使い方について解説しました。
アプリ、ブラウザともにシンプルで操作しやすく、快適に利用できる取引所だといえます。
コインチェックではセキュリティー対策にも力を入れており、保有する資産を安全に管理できるのも大きな魅力です。
具体的には以下の取り組みを徹底しています。
- SMS認証
- ログイン時の2段階認証
- SSL暗号化通信
- コールドウォレットの利用
- 資産の分別管理(顧客の資産を経営資金とは別に管理)
唯一、販売所のスプレッドが広い点が気になるところですので、使い方に慣れたら早々に取引所にシフトしていきましょう。
ブラウザには取引所で「テクニカル分析」や「成行注文・指値注文・逆指値注文」ができる多機能サービス「トレードビュー」も備わっています。
中・上級者向けですので、当サイトを参考に知識を深めながら挑戦してみてください。
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