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ビットコインは将来1億円に達する?今後の将来性から価格予想【2024年1月最新】

ビットコイン今後の価格予想は1億円?将来性を具体的に算出 仮想通貨コラム
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ビットコイン価格(1BTC)が今後一億円になるとか言われたら、あなたは信じますか?

将来性をにわかに信じ難いですよね。日本人の99%はそう思うでしょう

ただ、一旦、国とか法定通貨というものを頭の中でリセットして考えてみましょうか。

客観的に、色々な数値を元に分析して見てみると、あながち遠からず近からずな価格になっていくのではないかという根拠を挙げて今回話をしてみようと思います。

主に以下4つの説を紹介します。

  • 世界の○○がBTCに置き換わったとしたら1BTC=約10億円説
  • ◇◇時価総額にBTCが追いついたとしたら1BTC=約5000万円説
  • △△率の理論価格では1BTC=約5000万円以上説
  • チャートと□□の規則性では1BTC=約5000万円あたりで安定説

ビットコインに否定的な考え方を持っている方にも必見の内容になっているので、気軽に読んでみて下さいね。

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ビットコインのことを簡単に説明

ビットコインというのは、中央発行体の存在しない電子貨幣です。

マイナー(採掘者)による発掘作業(PC等機器によるマイニング)を稼働させて、新規のビットコインが獲得できる(増える)ので、貨幣というよりかは、ゴールドなど貴金属のような特徴を持つことからブロックチェーンと呼ばれますデジタルゴールドと呼ばれることも多いです。

まず、マイナーは世界中の国に点在しており、発行管理する中枢組織が存在しないものなので、国が制裁・制御することが困難という特徴があります。
オバケに物理攻撃するようなものですからね。

半減期や発行上限が2100万枚にあらかじめ設定されており、これは改変することができず、このプログラムがあることでインフレを防ぎ、年々価値が高まるように設計されています。
昨今のコロナ経済で顕著になったことにインフレ懸念がありますが、ビットコインは通貨の価値を保つアンチインフレーション機能が期待されています

金本位制廃止、無制限に刷られる紙幣制度の限界

今までの世界経済では、金・銀・銅が通貨として最も使用されてきました。

すぐに手に入らないし、耐久性もあり、昔の技術でも一定の形にすることが出来たので通貨として使われ、日本でも金貨や銀貨が使われていますね。硬貨

経済が発展して大規模な商取引になると、金貨・銀貨・銅貨をジャラジャラ持って歩くのは重いし危ない、なので銀行や両替商のようなものが発展しました。

預けたお金に対して発行された預かり証が紙幣のはじまりでした。紙幣を発行するにはお金の担保があったということです。

しかし現在、世界の先進国は担保のない紙幣を増刷することによって経済成長を続けています
元々は「金本位制」という裏付けのある紙幣制度でしたが、第2次世界大戦後の混乱の中で経済を拡大するためにやめることになります(1971年 ニクソンショック)。1971年 ニクソンショック

これを機に、国の信用のみ(国債、つまり国民に借金として負担させること)で発行できるものに変わりました。

それ以降、世界では通貨の総量がひたすら増え続けています

世界的なインフレ傾向に向かっていると言えます。コロナを機にますますこの傾向は顕著になりました。最近食品や電気代の値段が上がってきたことで、多くの市民が実感していることですよね。

貨幣制度の問題を解決しているビットコイン

増加の一途をたどるドルや日本円などの法定通貨はどこに向かうのかというと、一部の富裕層や既得権益者に集まる資本主義の傾向があります。

貧富の差が拡大する要因になっており、格差社会はますます広がり経済の停滞を招いています。

このような不平等な社会を健全化する一つの解としてビットコインが生まれたという経緯があります

先ほども触れたとおり、ビットコインの総発行枚数は約2100万枚と決まっており、採掘難易度や時間も調整されています。4年に一度採掘報酬が半減するという半減期があるが故に、ビットコインは際限なく発行されることがなく、インフレを抑制するとともに、ビットコインが継続的に使われていくならば価値が上がっていく設計になっています。

ビットコインのマイニング報酬推移

ビットコインの半減期と総発行枚数の推移

また、ブロックチェーン(分散型台帳共有技術)のおかげで世界中の誰とでも取引することができ、すべての取引が記録されるので不正はすぐにバレ無効化されます。

銀行や仲介業者など中央管理組織にマージンを取られ権力を肥大化されることなく、安全に価値の移動ができるというわけです。

ビットコインで解決できること

  • インフレが起きない
  • 世界中の誰とでも取引できる
  • 仲介マージンを取られない(少ない)
  • 非中央集権化により不正ができない

ビットコイン価格の将来性シュミレーション仮説

以下で話す内容は可能性の話であり、現実的な説かどうかは個人の判断に委ねるとして、このような未来があるならばという仮定の話です。

①世界の法定通貨がビットコインに置き変わったら

今世界で流通している通貨の総量は約2京ドル(0が16個)と言われています。(増加傾向にあります)

仮にそれをビットコインの総発行枚数2100万枚で換算すると、1ビットコインの価格は800万ドル(約10億円)になります。

現実世界では、法定通貨が全てビットコインに置き換わるというようなSFチックな出来事が起きる可能性は低いでしょうが、100万ドル(約1億円)というのはそれに比べて実現可能な価格ではないかと言われています。

1ビットコイン=10億円説

②世界のゴールド(金)がビットコインに置き換わったら

もし、ビットコインの時価総額が金(ゴールド)の時価総額に匹敵するとしたら、という話です。

ビットコインと金(ゴールド)は、「総量に限りがあり、希少性の高さから価値が生まれている」という点で似ているとよく言われおり、また価値の保存・移転という観点から見るとビットコインの方が優れているとも言われています。

また、ゴールドは採掘技術の向上により総発掘量が年々一定増えているので、上限が2100万枚と定められているビットコインの方がインフレ耐性に優れているとも言えます。

金(ゴールド)の時価総額は、約7兆ドル(約760兆円)で、もしビットコインの時価総額が、金(ゴールド)の時価総額を超えるとしたら、1BTC=5,000万円にまで値上がりするという計算になります。

1ビットコイン=5,000万円

③ストックフロー比率による理論価格

ちょっと初見では理解しにくい話になってくるのですが、SF(ストックフロー)比率というものを使います。
これは、○○を総現存量と同量を生産するために、現在の生産力で何年かかるのか、を数値化したものです。つまり物の本質的な希少価値を数値化しようとしたものです。

以下の式で算出される各商品のSF(ストックフロー)を測ると、金の現存量と同量を生産するのに62年要することが示されています。ストックフロー比率による理論価格

BTCのSF比率は現在約50
ビットコインの発行枚数は上限2100万枚、半減期のたびに新規発行枚数が半減していくルールがあるので、SF比率は4年ごとに倍増していくことになります。

1ビットコイン=5,000万円を超え無限に価値が高まる

このモデルをビットコイン価格に最適化した「S2Fモデル」という理論によると、ビットコイン半減期後のBTC価格は直近で以下のようになるとされています。

  • 2021年5月~12月=最高値1BTC 1250万円(達成ならず700万円どまり)
  • 2023年中旬迄=底値1BTC 500万円レンジ
  • 2025年5月~12月=最高値1BTC 3900万円

④チャートの動きと半減期報酬の規則性

半減期を中心に考えた周期チャートで、天井と底にピタリと規則性があるという説もあり、非常に興味深いシミュレーションになっています。

天井と底に規則性

天井と底に規則性(引用)

この仮説によると、ビットコイン半減期後のBTC価格は、

  • 2021年=最高値1BTC 1250万円(達成ならず700万円どまり)
  • 2023年=底値1BTC 500万円レンジ相場
  • 2025年=最高値1BTC 3900万円
  • 2029年=最高値6103万円
  • 2031年=約5000万円前後のレンジ相場

となるそうです。

つまり、あと数回分の半減期を経ることでビットコインの価格は飛躍的に上昇するという考えでいくと、3900万円は現実的な数値であるということです。さらに数年経てば5000万円も射程圏内でしょう。

1ビットコイン=5,000万円を超えゆるやかに価値が高り続ける

⑤メトカーフの法則を使った予測

メトカーフの法則(ネットワークの拡散性)を使ったビットコイン価格長期予測によると、2028年に底値圏で一億円を超えるとのことです。

BTC価格シミュレーション(底値圏)
日付 理論価格
2019年12月31日 7,283$(約73万円)
2020年12月31日 10,459$(約107万円)
2021年12月31日 21,386$(約215万円)
2022年12月31日 40,731$(約410万円)
2023年12月31日 74,247$(約745万円)
2024年12月31日 131,408$(約1320万円)
2025年12月31日 226,680$(約2270万円)
2026年12月31日 383,323$(約3840万円)
2027年12月31日 637,206$(約6380万円)
2028年12月31日 1,044,715$(約1億円!)

※表示のシミュレーション価格はその時点での底値圏を指しています。

1ビットコイン=一億円を2028年に超える

⑥オカルト的な予測もある

アメリカの掲示板「Reddit」に2013年に投稿された投稿「私は未来からきたタイムトラベラーです、あなたたちがやっていることを止めに来ました」という有名な書き込みがあります。

以下抜粋。
平均して、毎年これまでのところ、ビットコインの価値は約10倍増加しています。
2010年の0.1ドルから
2011年には1ドル、
2012年には10ドル、
2013年には100ドルまで。今後やや減速し、値が2年ごとに10倍となります。
2015年には1,000ドル、
2017年には10,000ドル、
2019年には100,000ドル、
2021年には1,000,000ドルにとなります。
ここからはドルは使用されなくなり、その価値をドルで表現することも、中央銀行が通貨を発行することもありません。

この投稿は2018年までの価格(約5年間)をぴたりと当てたことで有名になりましたが、今はこのようにならなかったことが実証されてしまいました。2019年は2万ドルにも届きませんでしたし、2021年は7万ドル止まりでした。100万ドルはまだまだ遠い…。
今後も信じるかどうかは自由です…。

まとめ

ビットコイン(BTC)今後の価格予想は1億円?将来性を具体的数値から何通りか算出した方法をご紹介しました。

  • 世界の通貨がBTCに置き換わったとしたら1BTC=約10億円
  • 金(ゴールド)時価総額にBTCが追いついたとしたら1BTC=約5000万円
  • ストックフロー比率の理論価格では1BTC=約5000万円以上
  • チャートと半減期周期の規則性では1BTC=約5000万円あたりで安定

ということになりました。

結論としては、1BTC=1億円に到達するかは分からないが、3000~5000万円前後までは到達しうる、という考察が多いという感じでしょうか。

このような予測になるかどうかは、蓋を開けてみないと結局のところわかりませんが、ビットコインは世界経済で重要な役割を担うことになる可能性がある、ということから価値を見出してもらえたらと思います。

以下、ビットコイン理論価格について参考になる記事です。

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