BitMEX(ビットメックス)の口座アカウントに紐付いたBTCウォレットアドレスの登録者数、預かり資産や入金件数などが全部丸ごと定点観測できるサイトをみつけました。
BitMEXのランカーポジションがわかるサイトが出てきた時も驚きましたが、これもなかなか衝撃的。
海外サイトなので全文英語ですが、なかなか面白いデータが見れるので当サイトからのBitMEX登録者数も交えながら使い方と考察をご紹介したいと思います。
Step1 bybit取引所に登録しよう
Step2 国内取引所からbybitに送金しよう
Step3 bybitの手数料を熟知しよう
Step4 bybitのオーダー方法を身につけよう
Step5 bybitのレバレッジ調整方法を覚えよう
BitMEXの登録者丸わかりのサイト【OXT】とは?
「OXT」というサイト名で、Exploratory Blockchain Analysis Tool for the Bitcoin Blockchainと書いており、つまり、ビットコインブロックチェーンの解析ツールらしいです。
なんとこのサイト、BitMEX(ビットメックス)に登録されている預かり資産や入金・出金件数、入金額の推移などを、BitMEX開業当時(2014年)から現在に至るまでのデータを見ることができるんです。
ブロックチェーンってすごいですね。
英語サイトだけど単語だけ理解すればOK
ただ、とても簡素な英語サイトなので、英語に慣れていない方には使い方がわかりにくいと思います。
このサイトの見方や使い方、当サイトのアクセスや登録者から更にデータを丸裸にしてやります。
「OXT」公式サイト
【OXT】の使い方を日本語で解説
コンテンツメニューには以下のものがありました。
Googole翻訳も使いながらコンテンツをざっと見てみました。日本語訳はGoogle Chromeブラウザで右クリックして以下の手順でできます。
SUMMARY(概要)
BitMEXのデータ「トランザクション送金件数」「トランザクション送金量出来高」「BitMEX登録者数」の推移をチャートで総合的に見れるページ。
青線のチャートは総合的な数値のチャートなのでしょうか、現在まで落ちることなくひたすら上昇しているのがわかります。
BitMEX取引所の経済拡大割合を表しているといってもいいのかもしれません。
ACTIVITY(トランザクション送金件数)
BitMEXのデータのうち「出金・入金のトランザクション件数」の推移をチャートで見れるページ。
チャートを見ると、出金よりも入金のトランザクションの件数の増加量が多いことがわかります。
これは予想ですが、今はまだ入金件数のほうが出金件数より多いのだから、BitMEX市場に新規資金が流入しているということになります。
つまり新規資金が上回っている分、勝ちやすい状態であると言えます。
ただ、もしかしたら「小口の一般トレーダーは負けている人の割合が多く、腕の立つ少数の大口トレーダーが勝っている(刈っている!)ケース」もあるかもしれません。
養分にならないようにしないと。
また、2018年の4月と11~12月に高騰と急落が起きているのがわかります。
この時はチャートが上昇トレンドに突入なるか?!という市場の期待で、取引量も大きくなっていたからでしょう。
急落するときには、入金件数が出金件数を上回って落ちています。
しかし、最もビットコインが高値を付けた2017年12月と比べると、2018年のBitMEXの存在感の大きさがすごいですね。
2017年とは比較にならないほど、BitMEXが仮想通貨マーケットに影響力を持ったことがわかります。
VOLUMES(出入金量)
BitMEXのデータのうち「トランザクション出金・入金量(出来高)」の推移をチャートで見れるページ。
このチャートを見るととても重要なことが見えてきます。
「出金トランザクション出来高(VOLUMES SENT)」と「入金トランザクション出来高(VOLUMES RECEIVED)」がほぼ一致しているということです。
入金件数は11月に、入金額は10月にピークに達して以降減少傾向ということがわかります。
先ほどの「ACTIVITY」ページとこの「VOLUMES」のチャートと見比べることではっきりしたことがあります。
入金している人>出金している人
入金額=出金額
ということは、
BitMEX取引所自身の出金トランザクションが含まれている、もしくは「小口の一般トレーダーは負けている人の割合が多く、腕の立つ少数の大口トレーダーが勝っている(刈っている)ケース」なのだと思います。
分かってはいましたがデータではっきり見せられると嫌なものですね…。
ADDRESSES(新規登録者数)
BitMEXのデータのうち「BitMEXの新規登録者数(青)」「送金を行ったアドレス数(緑)」「入金を行ったアドレス(紫)」の推移をチャートで見れるページ。
このチャートによると、2018年4月がBitMEXに新規登録する人が最も多かったのがわかります。
そこから安定したペース増えていますが、2018年4月に一気に知名度が上がったのがわかりますね。
確かにこのころビットコインのバブルが終わったとみんなが確信しはじめ、「稼ぐならビットコインFXのショートだ!」という需要が高まった気がします。
また、各月の登録者数はチャートにマウスのカーソルを合わせると表示されます。
以下に節目の月の新規登録者数をピックアップします。
- 2017年7月の新規登録者数:1693人
- 2018年1月の新規登録者数:6312人
- 2018年4月の新規登録者数:21868人
- 2018年8月の新規登録者数:16104人
- 2018年12月の新規登録者数:7019人
- 2019年1月の新規登録者数:3932人
UTXOS
UTXOとは、Unspent Transaction Outputの略で「未使用トランザクション残高」を表す専門用語です。
つまり、BitMEXアカウントに紐づけられたウォレットアドレスのビットコイン残高のことだと思います。
これは他のトランザクションの解釈と被るような気がするので省きます。
TEMPORAL PATTERNS(特定期間のパターン)
ここ一週間の入金トランザクションと出金トランザクションが曜日と時間帯まで詳細にみられます。
これ気を付けないといけないのは、時間は世界標準時になっていると思います。
つまり最も出入金トランザクションが多くなっている時間帯1時というのは日本でいうと夜の21時とか22時です。
この時間は、BitMEXの送金処理が行われる時間に一致しますね。
OXTサイトのまとめ
BitMEX(ビットメックス)の登録者数、預かり資産や入金件数が丸見えのサイト、「OXT」の使い方やそこからわかる考察をしてみました。
思った以上にいろんな情報を見ることができて、BitMEX好きの私としては初めて見た時はもう終始鼻息荒くデータを閲覧していました。
リアルタイムに更新されているサイトなようなので、ひと月に一度くらいはチェックしてみて、仮想通貨を取り巻くビットコインFXのBitMEXマーケットを把握するべきだと思いますね。
追記:2020年10月のBitMEXが訴訟をされた件を受けてBitMEXの勢力が弱まっているのが見て取れます、栄枯盛衰ですかね…。
ぜひ活用してビットコインFXトレードに生かしてください。
今勢いがありユーザーに支持されているのは以下の海外取引所です。
コメント欄